下水汚泥のバイオガス化が増えている、、
一方で、福岡市は下水汚泥固形燃料化事業を、、、
新日鉄住金エンジなど、福岡市から汚泥固形燃料化事業を受注
日刊工業新聞-2018年1月15日
新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区、藤原真一社長)は、福岡市から下水汚泥を固形燃料化する事業を受注した。福岡市西部水処理センター... (残り:296文字/本文:376文字).、、
バイオマス資源である下水汚泥から下水汚泥固形燃料を製造し,石炭の代替燃料等として有価で販売するものであり,下水汚泥処分先の長期安定確保を目指すとともに,バイオマスエネルギーとしての有効利用及び地球温暖化防止に資することを目的とします。
●事業概要西部水処理センターにおいて市が供給する脱水汚泥を対象に,下水汚泥固形燃料を製造する一連の施設を設計・施工し,完成後に本施設の維持修繕・運転管理・本施設で製造される下水汚泥固形燃料の買取・利用先の確保及び販売を実施するものです。
■客観的評価の結果及び審査講評の公表について(平成29年12月25日) 福岡市西部水処理センター下水汚泥固形燃料化事業について,事業者選定に関する客観的評価の結果及び福岡市西部水処理センター下水汚泥固形燃料化事業審査委員会による審査講評を公表します。
客観的評価の結果 (159kbyte)
福岡市西部水処理センター下水汚泥固形燃料化事業審査委員会 審査講評 (261kbyte)
落札者決定について (77kbyte)

2018年1月11日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、以下「当社」)は、麻生商事株式会社(代表取締役社長 栗尾 城三郎)と当社を代表企業とする共同事業体を設立し、2017年12月27日付で福岡市との間で「西部水処理センター下水汚泥固形燃料化事業」(以下「本事業」)の基本契約を締結しました。
本事業は、下水汚泥処分先の長期安定確保,バイオマスエネルギーとしての有効利用及び地球温暖化防止の観点から、既存の焼却方式に代わり燃料化方式が採用され、総合評価による事業者選定が行われました。本事業にあたり、当社は、汚泥有機分ほぼ全てを回収することができる造粒乾燥方式の下水汚泥固形燃料化システム(以下「ジェイコンビ」)を提案、下水汚泥の性状変動への対応や周辺環境に配慮した臭気対策等が評価を得て落札に至りました。本事業における二酸化炭素の排出削減量は、年間約9,500トンを想定しています。
今後は、2021年1月まで施設の設計・施工、2021年2月から2041年1月までの20年間にわたり維持管理・運営業務および下水汚泥固形燃料の買取・販売業務を行い、固形燃料はセメント工場等で石炭代替として燃料利用される計画です。
ジェイコンビの受注実績は、新庄市・福島市・北九州市・広島県・名古屋市に続き本件で6件目となります。
当社は、今後とも下水汚泥エネルギー市場において下水汚泥固形燃料化事業の拡大に取り組み、循環型社会システムおよび低炭素化社会の実現に貢献して参ります。
システムフロー
施設の設計(Design)、建設(Build)および運転・維持管理(Operate)を一括で行う事業 5)事業期間 設計・建設期間 2017年12月~2021年1月31日 運営・維持管理期間 2021年2月1日~2041年1月31日 6)施設規模 100t/日(年間処理可能量33,000t) 7)ペレット生成量 26t/日