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フランスの一般廃棄物の焼却処理、環境エネルギー管理庁がコメント

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環境展望台 海外ニュースより
■フランスの一般廃棄物の焼却処理、環境エネルギー管理庁がコメント
発表日:2012.12.21
http://tenbou.nies.go.jp/news/fnews/detail.php?i=10096
フランス環境エネルギー管理庁(ADEME)によると、2010年、フランスの一般廃棄物のうち焼却処理されたものは30%で、埋立処分(30%)と並んで一般廃棄物処理方法のトップを占めた。次いでリサイクル、コンポストの順であったという。全国の家庭ゴミ焼却施設(UIOM)は129施設あり、合計で年間1400万トンを処理したが、そのうち114施設までがエネルギー回収型で、その年間処理量は1380万トンであった。焼却処理費は平均で1トン当たり94ユーロ(税込)であった。環境や健康への影響が管理されている現在、焼却処理は適切な廃棄物処理方法であり、廃棄物に含まれているエネルギーを有効活用しつつ、リサイクルや土に還すことのできないゴミを処理するという目標の達成を可能にする。ADEMEは、多様な廃棄物の処理に適していること、エネルギー回収により化石エネルギーの消費を減らせることが焼却処理の利点であるが、廃棄物の発生そのものの抑制やリサイクル推進の妨げにならないよう留意することが重要であるとしている。
情報源 フランス環境エネルギー庁(ADEME) プレスリリース


一般廃棄物処分量の合計は書いてないが、焼却量1400万トンで30パーセントであれば、2005年で、焼却量1147.5万トンで33.8%だったので、2010年のごみ量がかなり増えていることになる。もっとも、何を含めるかで全く割合は変わってくるので、割合だけではなんともいえないが〜
結局は、埋立処分量削減のために焼却量が増えているということなのだろう。

古いデータではあるが、
環境省 > 環境経済情報ポータルサイト > 各国の一般廃棄物処分状況では〜
フランス2005年 
リサイクル: 5,380千トン(15.8%)
堆 肥 化: 4,870千トン(14.3%)
焼 却  :11,475千トン(33.8%) ← 14,000千トン(30%) (2010年)
(うちエネルギー回収を行うもの10,805千トン)
埋 立  :12,238千トン(36.0%) 
その他  :
処分量合計:33,963千トン





詳細は↓↓(本ブログ)
■世界の一般廃棄物処分状況(リサイクル、堆肥化、焼却、埋立、その他)&焼却大国日本(2011年12月23日)




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