Quantcast
Channel: 東京23区のごみ問題を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

環境省 低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験の実施について(神戸環境クリエート)

$
0
0
環境省 平成25年6月13日
■低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験の実施について(お知らせ)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16784
 環境省は、兵庫県神戸市及び神戸環境クリエート株式会社の協力を得て、低濃度PCB廃棄物の焼却実証試験を実施することとしましたのでお知らせいたします。
1.趣旨
 環境省では、低濃度PCB廃棄物の処理体制の整備を図るため、平成17年度から、既存の産業廃棄物処理施設等において、焼却実証試験を行い、安全かつ確実に処理できることを確認してきました。
 環境省では、低濃度PCB廃棄物の処理体制の検討に向け、処理の安全性及び確実性を確認する観点から、焼却実証試験を引き続き行うこととしており、今般、関係自治体である兵庫県神戸市、及び産業廃棄物処理施設の設置者である神戸環境クリエート株式会社の協力を得て、焼却実証試験を実施することとしましたので、お知らせいたします。
 焼却実証試験の概要は、以下のとおりです。
2.焼却実証試験の概要
(1)実施場所及び実施期間
  神戸環境クリエート株式会社(兵庫県神戸市)
  平成25年6月18日(火)〜6月20日(木)
(2)実施内容
 神戸環境クリエート株式会社において、低濃度のPCBを含む防護具類、紙・木、ウエス、廃プラスチック類、廃活性炭、廃アルカリ等及び微量PCB汚染絶縁油を焼却し、処理後の燃え殻、ばいじん、排ガス及び周辺大気等のPCB濃度等を分析することにより、周辺環境に影響を及ぼすことなく安全かつ確実に処理されていることを確認します。
 焼却は、燃焼ガスの温度を850℃以上に保ちつつ、2秒以上滞留させて行うものとします。
 なお、実施に当たっては、廃棄物処理、分析、健康影響等に関する専門家の助言を得ることとします。
3.これまでの焼却実証試験の実施状況
 平成18年3月から平成24年10月にかけて、低濃度PCB廃棄物を試験試料として用いた焼却実証試験を14箇所の施設で合計33回実施し、いずれも試験試料が安全かつ確実に処理されたことを確認しています。

神戸環境クリエートは、すでに微量PCB絶縁油焼却の認定施設(平成24年5月)となっている。低濃度PCBの廃活性炭や防護服等のPCB処理物焼却実証試験は、平成23年9月には1,100℃以上で実施済み。今回は850℃以上での焼却実証試験。(焼却はロータリーキルン及びストーカ炉焼却方式)

大臣認定施設も増えてきて、全国各地で微量PCB,低濃度PCBが焼却されている。環境省は、実証試験の結果などから、問題なしと認定するのだろうが、その後の施設の維持管理、安全操業などもしっかりと追跡してほしい。後は事業者任せ、都道府県任せではなく、、、

環境省 ↓↓ 認定施設と処理実績
■廃棄物処理法に基づく無害化処理認定施設について(平成25年4月1日現在)



Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>