清掃工場での火災はほとんどがバンカごみ火災で、ごくまれにバンカごみ以外の火災報告もある。
☆表やグラフは、東京二十三区清掃一部事務組合「火災報告」より作成した。
久しぶりに、清掃工場の「火災報告」をまとめてみた。
ごみ収集車火災のニュースが多いので、さぞかし清掃工場のごみバンカ内火災も増えているかとおもえば、ここ数年は減少傾向である。また、平成20年度からのプラスチック類が可燃ごみになって以来の火災発生件数も、全体の件数が減少なので、影響は全く読み取れない。予防的に、バンカにどんどん散水でもしているのだろうか? 逆に、プラスチック類が可燃ごみとなった影響は、不燃ごみのクッション効果のプラスチック類が無くなることで、不燃ごみの収集車火災の多発となっているのかもしれない〜
●ごみバンカ内出火状況年度推移
●ごみバンカ内出火状況【工場別】
巨大なごみバンカ新江東の異常なまでの火災多発。
平成23年度、24年度とゼロ件。このままゼロの維持を期待する。
●清掃工場ごみバンカ内出火状況一覧表
新江東(H15年度)、品川(H18年度)、千歳(H19年度)、世田谷(H21年度)は消防署出動
※平成25年度は5月20日現在ですでに4件火災が発生している。
●23区清掃工場以外の施設火災状況
京浜島は消防署出動多し。
中防不燃ごみ、中防破砕ごみ、京浜島では、供給コンベヤ、破砕選別設備、貯留棟等での火災が多い。
●23区清掃工場等の火災発生件数【工場別】
操業開始の時期、建替えで休止の工場といろいろあるが、清掃工場の、規模の大小にかかわらず、火災の多い工場と少ない工場はなにか違いがあるのか、
●23区清掃工場等の火災発生件数【時間別】
工場により受入開始時間は違うのだろうが、
朝の9時台、10時台で約25%を占めている〜
●23区清掃工場等の火災発生件数【月別】
バンカごみも、空気が乾燥している冬場の方が火災が多い
●火災発生から鎮火までの時間
ほとんどが、発見職員、当直運転係員、自衛消防隊で放水銃による消火作業で消し止めている。
火災報告をながめていて〜
意外と同じ工場で、翌日や数日後に、連続しての火災報告も多い。おそらく、鎮火したはずが、火種がまだ残っていて再び出火というケースもあるのだろう。ほとんどが、数十分の火災ではあれ、囲いの中での火災と消火ではあれ、焼却炉に影響はないにしろ、火災発生から消火までたいへんなことなのだろう。その間はごみ収集車の受入停止にもつながる。バンカ内の自然発火もあるのだろうが、そもそも、ごみバンカへの、収集車からのごみ投入時点での火災発見も数件あった。
京浜島や中防不燃ごみや粗大ごみ破砕施設では、ボンベの爆発等からの大きな事故につながりやすい。平成14年の京浜島での痛ましい火災事故もあるので、万全の体制で臨むしかないのだろう。
よくわからないのは、バンカ火災検知装置の設定温度と火災報知器発報「有・無」との関連性。整理してみようと思ったが、よくわからないのでやめた。災検知装置メーカーにより性能が違うのかもしれないが、設定温度をかなり高くしていて、発報無しとか、やたら警報がなってほしくないとおもっているのか〜〜
バンカ火災以外の2例
杉並 コントロールセンター
火災発生日時:平成15年5月31日11時39分
コントロールセンター内にて、発煙が見られた。11時40分火災報知器発報、現場を確認したところ、排気復水器ファン(No.4)ユニット内のトランスが焼損していた。なお、焼損したユニットについては、仮復旧にて現在運用中。
有明 管路収集システムNo.3計量装置内
(当日は清掃作業のため停止中)火災発生日時:平成18年12月19日16時30分(17時00分鎮火)
工場職員4名、環境整備公社職員2名、請負業者3名による消火栓ホースでの消火
危ない事例
世田谷 ごみバンカー内(A−5番地)
火災発生日時:H21.8.3 8:55発生 9:30鎮火
清掃車両から火のついたごみが?4ごみバンカゲートから投入され、ごみバンカのごみに着火した。
放水銃による初期消火を開始した。再発火ないことを確認し、9時17分消火活動を終了した。その後、9時20分成城消防署(消防車 1台・指令車 1台)が到着。9時30分に消防署員がプラットホームにて目視で鎮火を確認した。搬入は8時55分から停止し、9時41分に再開した。なお、区へは施設管理部管理課計画調整係を通じて、清掃リサイクル事業課へ連絡をした。
大田第一 ごみバンカ内(B列 6&7番地付近)(5〜7番ゲート前)
火災発生日時:H22.4.19 19:30発生 20:26鎮火
発火していた大量の簡易ライターが7番ゲートから投入された。その後、火災による熱でライターが破裂し、火災が5番ゲート前まで拡大した。
運転管理業務受託者により、次の対応を行った。(1)ごみバンカ火災発生を全館放送し、ごみ搬入を停止した。(2)クレーン操作室からの放水銃及びプラットホームから消火作業を実施した。(3)プラットホーム、クレーン操作室からの目視、バンカ内温度測定により鎮火を確認した。(4)継続監視を行い、再発火の無いことを確認した。(5)停止していたごみ搬入を再開した。
鎮火まで5時間以上の火災
京浜島 不燃ごみ貯留Cヤード
火災発生日時:H21.11.23 17:17 23:00鎮火
施設を停止した 設備停止時間16時10分 設備運転再開未定
自動火災報知設備より受入貯留CDヤードでの火災警報発報 有
焼損物 貯留不燃ごみの一部(プラント及び建築物の損害なし)
消防署出動 17:17受入ヤードCD、火災警報発報、17:23自衛消防隊による消火活動実施、17:40頃センターから工場中央制御室に火災発生連絡、17:44頃炎はおさまっていたが、煙が急激に発生した。17:50大田工場緊急連絡網により連絡開始。17:58頃119番へ通報、18:03頃公設消防隊到着、出火場所の状況確認、23:00公設消防により鎮火確認(鎮火宣言)
新江東 ごみバンカ
火災発生日時:H16.3.8 14:30 21:00鎮火
中央制御室監視画面・臨時持込対応職員の目視及びバンカ監視装置からの自火報の発報に夜発見。 有
ゲート前の当日搬入ごみをホッパ側に移動した際、発火した。
自衛消防隊&消防署出動 自衛消防隊を編成し、放水銃にて初期消火を行うとともに消防署へも直ちに出動を要請し消火活動を行った。
品川 ごみバンカ
火災発生日時:H19.2.24 21:38 4:43鎮火
焼却炉は、ガスバーナーを焚いたが、2炉運転継続 バンカ内自動火災検知装置の警報及びモニターにて発見。 無
9番ゲート前で発火し、放水銃で初期消火したら一瞬にして煙でバンカ内が見えなくなった。
消防署出動 自衛消防隊にて放水銃で初期消火を行ったが、煙がひどく発火場所が見えない火ため、消防署に通報し合同で消火した。その後煙がおさまってきたため、発火場所のごみをごみクレーンでつかみ投入ホッパへ投入した。
京浜島は鎮火時間の記載がないので延焼時間は不明
京浜島 破砕選別設備内破砕物コンベヤー2−CD
火災発生日時:H14.5.7 16:08 鎮火記入無し
"現状不明(現場確認未明のため)
設備停止期間 火災発見時より全停止" 巡回点検中に発見した。 別紙 消防署出動
京浜島 貯留棟(2階)不燃物コンベアー
火災発生日時:H14.10.28 21:18 鎮火記入無し
設備停止時間 21時18分4秒〜29日12時6分(消防署指示)
なお、搬入、搬出車は予定通り運行中" 中央制御室(炎検知器動作確認)からの指令により現場運転員が緊急点検し落合氏がコンベア内部の小さな火(ライター小火程度)を発見する。 別紙 自衛消防隊&消防署出動
京浜島 破砕物選別室(2階)その他ごみコンベヤ3
火災発生日時:H14.10.21 10:31 鎮火記入無し
"被災無し 設備停止時間 10時31分15秒(大森消防署指示待ち)
なお、搬入車は予定通り受入中" 中央制御室(炎検知器動作確認)からの指令により現場運転員が緊急点検し浅井氏がコンベア内部の小さな火(握りこぶし程度)を発見する。 別紙 自衛消防隊&消防署出動
京浜島 破砕物選別室(2階)不燃物コンベヤ
火災発生日時:H14.10.15 20:14 鎮火記入無し
"被災無し 設備停止時間20時14分15秒〜(消防署指示待ち)" 中央制御室(炎検知器動作確認)から指令があり現場運転員の浅岡氏がコンベヤ内部の小さな炎を発見する。 別紙 自衛消防隊&消防署出動
珍しい事例
灰溶融・中防 B系N04飛灰貯槽
H25.5.11 14:08 "翌9:00"鎮火
溶融炉立下げ作業開始時間14時45 分 飛灰貯槽温度上限(70℃)有
消防署出動 14:00 温度警報H、14:03 温度警報HH 14:06 現場確認(火災確認)14:18 消火器初期消火 14:25 消火栓初期消火 14:40 消防連絡14:45 溶融炉立下げ作業開始 15:00 消防隊到着放水作業開始22:00 消防規模縮小 22:45 最終注水冷却 23:00 監視体制に入る。9:00 槽内確認はできないが温度の低下状況から消防鎮火判断10:00 消防規模縮小による監視継続18:00 消防巡回による監視体制へ移行
参考
■平成15年から平成24年までの10年間に東京消防庁管内では、
清掃車火災が1,472件発生
☆東京消防庁 報道発表資料「清掃車火災を防止しよう(平成25年3月5日)」より
関連(本ブログ)
■ごみ収集車の火災の主な原因 ?エアゾール缶 ?たばこの吸殻 ?リチウムイオン電池(2013年05月28日)
■ごみ収集車火災 エアゾール缶が7割 消防、分別徹底訴える&ごみ収集車のリチウムイオン電池火災(2013年04月03日)
参考
●東京23区清掃工場「火災報告」データベース 平成14年度〜平成25年5月 new
☆表やグラフは、東京二十三区清掃一部事務組合「火災報告」より作成した。
久しぶりに、清掃工場の「火災報告」をまとめてみた。
ごみ収集車火災のニュースが多いので、さぞかし清掃工場のごみバンカ内火災も増えているかとおもえば、ここ数年は減少傾向である。また、平成20年度からのプラスチック類が可燃ごみになって以来の火災発生件数も、全体の件数が減少なので、影響は全く読み取れない。予防的に、バンカにどんどん散水でもしているのだろうか? 逆に、プラスチック類が可燃ごみとなった影響は、不燃ごみのクッション効果のプラスチック類が無くなることで、不燃ごみの収集車火災の多発となっているのかもしれない〜
●ごみバンカ内出火状況年度推移
●ごみバンカ内出火状況【工場別】
巨大なごみバンカ新江東の異常なまでの火災多発。
平成23年度、24年度とゼロ件。このままゼロの維持を期待する。
●清掃工場ごみバンカ内出火状況一覧表
新江東(H15年度)、品川(H18年度)、千歳(H19年度)、世田谷(H21年度)は消防署出動
※平成25年度は5月20日現在ですでに4件火災が発生している。
●23区清掃工場以外の施設火災状況
京浜島は消防署出動多し。
中防不燃ごみ、中防破砕ごみ、京浜島では、供給コンベヤ、破砕選別設備、貯留棟等での火災が多い。
●23区清掃工場等の火災発生件数【工場別】
操業開始の時期、建替えで休止の工場といろいろあるが、清掃工場の、規模の大小にかかわらず、火災の多い工場と少ない工場はなにか違いがあるのか、
●23区清掃工場等の火災発生件数【時間別】
工場により受入開始時間は違うのだろうが、
朝の9時台、10時台で約25%を占めている〜
●23区清掃工場等の火災発生件数【月別】
バンカごみも、空気が乾燥している冬場の方が火災が多い
●火災発生から鎮火までの時間
ほとんどが、発見職員、当直運転係員、自衛消防隊で放水銃による消火作業で消し止めている。
火災報告をながめていて〜
意外と同じ工場で、翌日や数日後に、連続しての火災報告も多い。おそらく、鎮火したはずが、火種がまだ残っていて再び出火というケースもあるのだろう。ほとんどが、数十分の火災ではあれ、囲いの中での火災と消火ではあれ、焼却炉に影響はないにしろ、火災発生から消火までたいへんなことなのだろう。その間はごみ収集車の受入停止にもつながる。バンカ内の自然発火もあるのだろうが、そもそも、ごみバンカへの、収集車からのごみ投入時点での火災発見も数件あった。
京浜島や中防不燃ごみや粗大ごみ破砕施設では、ボンベの爆発等からの大きな事故につながりやすい。平成14年の京浜島での痛ましい火災事故もあるので、万全の体制で臨むしかないのだろう。
よくわからないのは、バンカ火災検知装置の設定温度と火災報知器発報「有・無」との関連性。整理してみようと思ったが、よくわからないのでやめた。災検知装置メーカーにより性能が違うのかもしれないが、設定温度をかなり高くしていて、発報無しとか、やたら警報がなってほしくないとおもっているのか〜〜
バンカ火災以外の2例
杉並 コントロールセンター
火災発生日時:平成15年5月31日11時39分
コントロールセンター内にて、発煙が見られた。11時40分火災報知器発報、現場を確認したところ、排気復水器ファン(No.4)ユニット内のトランスが焼損していた。なお、焼損したユニットについては、仮復旧にて現在運用中。
有明 管路収集システムNo.3計量装置内
(当日は清掃作業のため停止中)火災発生日時:平成18年12月19日16時30分(17時00分鎮火)
工場職員4名、環境整備公社職員2名、請負業者3名による消火栓ホースでの消火
危ない事例
世田谷 ごみバンカー内(A−5番地)
火災発生日時:H21.8.3 8:55発生 9:30鎮火
清掃車両から火のついたごみが?4ごみバンカゲートから投入され、ごみバンカのごみに着火した。
放水銃による初期消火を開始した。再発火ないことを確認し、9時17分消火活動を終了した。その後、9時20分成城消防署(消防車 1台・指令車 1台)が到着。9時30分に消防署員がプラットホームにて目視で鎮火を確認した。搬入は8時55分から停止し、9時41分に再開した。なお、区へは施設管理部管理課計画調整係を通じて、清掃リサイクル事業課へ連絡をした。
大田第一 ごみバンカ内(B列 6&7番地付近)(5〜7番ゲート前)
火災発生日時:H22.4.19 19:30発生 20:26鎮火
発火していた大量の簡易ライターが7番ゲートから投入された。その後、火災による熱でライターが破裂し、火災が5番ゲート前まで拡大した。
運転管理業務受託者により、次の対応を行った。(1)ごみバンカ火災発生を全館放送し、ごみ搬入を停止した。(2)クレーン操作室からの放水銃及びプラットホームから消火作業を実施した。(3)プラットホーム、クレーン操作室からの目視、バンカ内温度測定により鎮火を確認した。(4)継続監視を行い、再発火の無いことを確認した。(5)停止していたごみ搬入を再開した。
鎮火まで5時間以上の火災
京浜島 不燃ごみ貯留Cヤード
火災発生日時:H21.11.23 17:17 23:00鎮火
施設を停止した 設備停止時間16時10分 設備運転再開未定
自動火災報知設備より受入貯留CDヤードでの火災警報発報 有
焼損物 貯留不燃ごみの一部(プラント及び建築物の損害なし)
消防署出動 17:17受入ヤードCD、火災警報発報、17:23自衛消防隊による消火活動実施、17:40頃センターから工場中央制御室に火災発生連絡、17:44頃炎はおさまっていたが、煙が急激に発生した。17:50大田工場緊急連絡網により連絡開始。17:58頃119番へ通報、18:03頃公設消防隊到着、出火場所の状況確認、23:00公設消防により鎮火確認(鎮火宣言)
新江東 ごみバンカ
火災発生日時:H16.3.8 14:30 21:00鎮火
中央制御室監視画面・臨時持込対応職員の目視及びバンカ監視装置からの自火報の発報に夜発見。 有
ゲート前の当日搬入ごみをホッパ側に移動した際、発火した。
自衛消防隊&消防署出動 自衛消防隊を編成し、放水銃にて初期消火を行うとともに消防署へも直ちに出動を要請し消火活動を行った。
品川 ごみバンカ
火災発生日時:H19.2.24 21:38 4:43鎮火
焼却炉は、ガスバーナーを焚いたが、2炉運転継続 バンカ内自動火災検知装置の警報及びモニターにて発見。 無
9番ゲート前で発火し、放水銃で初期消火したら一瞬にして煙でバンカ内が見えなくなった。
消防署出動 自衛消防隊にて放水銃で初期消火を行ったが、煙がひどく発火場所が見えない火ため、消防署に通報し合同で消火した。その後煙がおさまってきたため、発火場所のごみをごみクレーンでつかみ投入ホッパへ投入した。
京浜島は鎮火時間の記載がないので延焼時間は不明
京浜島 破砕選別設備内破砕物コンベヤー2−CD
火災発生日時:H14.5.7 16:08 鎮火記入無し
"現状不明(現場確認未明のため)
設備停止期間 火災発見時より全停止" 巡回点検中に発見した。 別紙 消防署出動
京浜島 貯留棟(2階)不燃物コンベアー
火災発生日時:H14.10.28 21:18 鎮火記入無し
設備停止時間 21時18分4秒〜29日12時6分(消防署指示)
なお、搬入、搬出車は予定通り運行中" 中央制御室(炎検知器動作確認)からの指令により現場運転員が緊急点検し落合氏がコンベア内部の小さな火(ライター小火程度)を発見する。 別紙 自衛消防隊&消防署出動
京浜島 破砕物選別室(2階)その他ごみコンベヤ3
火災発生日時:H14.10.21 10:31 鎮火記入無し
"被災無し 設備停止時間 10時31分15秒(大森消防署指示待ち)
なお、搬入車は予定通り受入中" 中央制御室(炎検知器動作確認)からの指令により現場運転員が緊急点検し浅井氏がコンベア内部の小さな火(握りこぶし程度)を発見する。 別紙 自衛消防隊&消防署出動
京浜島 破砕物選別室(2階)不燃物コンベヤ
火災発生日時:H14.10.15 20:14 鎮火記入無し
"被災無し 設備停止時間20時14分15秒〜(消防署指示待ち)" 中央制御室(炎検知器動作確認)から指令があり現場運転員の浅岡氏がコンベヤ内部の小さな炎を発見する。 別紙 自衛消防隊&消防署出動
珍しい事例
灰溶融・中防 B系N04飛灰貯槽
H25.5.11 14:08 "翌9:00"鎮火
溶融炉立下げ作業開始時間14時45 分 飛灰貯槽温度上限(70℃)有
消防署出動 14:00 温度警報H、14:03 温度警報HH 14:06 現場確認(火災確認)14:18 消火器初期消火 14:25 消火栓初期消火 14:40 消防連絡14:45 溶融炉立下げ作業開始 15:00 消防隊到着放水作業開始22:00 消防規模縮小 22:45 最終注水冷却 23:00 監視体制に入る。9:00 槽内確認はできないが温度の低下状況から消防鎮火判断10:00 消防規模縮小による監視継続18:00 消防巡回による監視体制へ移行
参考
■平成15年から平成24年までの10年間に東京消防庁管内では、
清掃車火災が1,472件発生
☆東京消防庁 報道発表資料「清掃車火災を防止しよう(平成25年3月5日)」より
関連(本ブログ)
■ごみ収集車の火災の主な原因 ?エアゾール缶 ?たばこの吸殻 ?リチウムイオン電池(2013年05月28日)
■ごみ収集車火災 エアゾール缶が7割 消防、分別徹底訴える&ごみ収集車のリチウムイオン電池火災(2013年04月03日)
参考
●東京23区清掃工場「火災報告」データベース 平成14年度〜平成25年5月 new