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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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府中市 容器包装プラスチック、異物混入で排出の危機的状況に(品質検査でD判定、再検査へ)/東京多摩

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☆府中市「広報ふちゅう 5月1日号」より

■東京多摩 府中市分別ごみ 混入に苦慮
読売新聞-2013/06/06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20130605-OYT8T01436.htm
府中市は2010年2月、いつでもごみを捨てられるダストボックス(金属製のごみ収集箱)を廃止し、有料化と戸別収集に踏み切った。市の指定袋は3種類あり、価格はLサイズ(容量40リットル)だと、可燃ごみ(緑)と不燃ごみ(オレンジ)が1袋あたり80円で、容器 ...


容器包装プラスチックの分別収集をするにあたって、市町村は、収集・運搬、指定保管施設での選別・圧縮という財政負担が大きなネックとなっている。そして、なんとか実施するに至っても、この容リ協会の品質検査を難なくクリアできるかどうかで苦慮する。品質検査でD判定、再検査でもD判定となれば、容リ協会指定法人ルートでの引き取り拒否ということもある。そうなれば、市町村が独自で再資源化なり処理することになる。過去に、広島県福山市(2006年)、静岡県沼津市(2008年)などで実際に引き取り拒否となった例がある。

例えば、
25年度の容器包装プラスチック(指定法人ルート)
特定事業者責任比率:市町村負担比率=99%:1% 
平成25年度の府中市のプラスチック製容器包装落札結果は
府中市リサイクルプラザ:
JFEプラリソース株式会社水江原料化工場(コークス炉化学原料化)(コークス炉化学原料化)
落札 3174t (落札価格 33,910円/トン)
平成25年度は、他の、コークス炉化学原料化も、ガス化も、軒並み落札単価が値上がりしている。

これを100%自治体負担で再商品化するとしたら、たいへんな財政負担となることはいうまでもない。これはほんとうに他人事ではなく、容器包装プラスチックの分別収集をしている自治体、分別の普及啓発も徹底するとはいえ、やはりどうしても完璧とはいえないのが現状なので,,今一度気を引き締めて分別の徹底、選別保管施設での異物除去徹底をするしかない。容リ法改正に向けて、財政負担のあり方や、容器包装であるか否かの紛らわしさの改善も求められるが〜 


公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会 ↓↓平成24年度までの公表
■プラスチック製容器包装の品質調査結果(トレイを除く)
1. プラスチック製容器包装ベール品質調査結果概要
   平成24年度 平成23年度 平成22年度
2. プラスチック製容器包装ベール品質調査結果一覧表(保管施設別)
   平成24年度 平成23年度 平成22年度
3. 「分別基準」と「引き取り品質ガイドライン」
4. プラスチック製容器包装ベールの評価方法
プラスチック製容器包装ベール品質評価記録書 【PDF】24KB
平成24年度の「プラスチック製容器包装ベール品質評価方法」の変更点【PDF】67KB




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