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室蘭のPCB処理増設施設(プラズマ溶融炉)で20日から試運転

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■室蘭のPCB処理増設施設で20日から試運転
室蘭民報-2013/06/04
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/06/04/20130604m_01.html
 日本環境安全事業(JESCO)の北海道PCB廃棄物処理施設の増設施設(室蘭市仲町)は、20日から実際にPCBを含む安定器や感圧複写紙などを処理する試運転に入る。6、7月で50トンの汚染物を受け入れ、処理能力をチェックした後、9月から本格操業を開始する。
 増設施設の試運転は今年1月に機器調整運転をスタート。2月まで行い、3〜5月にPCBが含まれていない廃棄物を使った、非PCB廃棄物負荷試運転に取り組んできた。
 今月〜7月末は、実際にPCB汚染物による負荷試運転を行う。5日に増設施設へ汚染物の搬入を始め、専用の処理容器に移し替えるなど前処理に着手する。20日から1週間程度かけ、1万5千度の高温で処理が可能なプラズマ溶融炉による無害化を進める。
 7月は上旬に前処理、同月下旬に溶融処理を行い、2カ月で50トンの処理を目指す。
 処理対象物は安定器、感圧複写紙、小型電気機器、ウエス、汚泥などPCB汚染物、処理作業で汚染された防護服、処理施設解体の際に発生するコンクリート殻など。試運転では主に胆振や札幌近郊のPCB汚染物を受け入れる。
 増設施設は最大で日量12・2トンの処理が可能、本稼働の9月から半年間かけて能力を上げていく計画だ。
 担当する松本修副所長は「非PCB廃棄物負荷試運転に問題はないことを確認している。自信を持って試運転に臨みたい」という。
 増設施設は今年2月、当初処理施設の隣接地に完成。建屋面積5500平方メートルの鉄骨造り6階建て。道内のほか東北、北関東の15県で保管されている安定器などのPCB汚染物1910トンを無害処理する。処理方式はプラズマ溶融分解法。既にJESCO北九州事業所で2炉稼働しており、室蘭の増設施設にも2炉が整備された。
(粟島暁浩)

北九州も、北海道も、
安定器等のPCB汚染物の処理は新日鉄のプラズマ溶融炉
何しろ、北海道の場合、遅れに遅れての、
曰く付きの再入札での地元JV契約、着工、、やっと試運転となる、
北九州も、操業早々にプラズマ溶融炉で火災事故が起きているので、自信を持って試運転にのぞむのはいいが、自信が、過信、慢心とならないように安全対策の万全を願うのみ。

日本環境安全事業(株)HP
■北海道事業所対象地域(北海道、東北・北関東・甲信越・北陸15県)に保管されている蛍光灯安定器等のPCB汚染物について、登録を平成24年7月より開始しております。(平成24年8月27日)

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