© Scheiwiller Svensson Arkitektkontor AB【完成予想図】
新日鉄住金エンジニアリング「スウェーデン王国における廃棄物発電施設新設工事の契約締結について」より
■ 新日鉄住金エンジ、スウェーデンで廃棄物発電施設を受注
日刊工業新聞 2017年3月23日
新日鉄住金エンジニアリング(東京都品川区、藤原真一社長、03・6665・2000)は、スウェーデンで熱電併給型の廃棄物発電施設(完成予想図)を受注した。ゴミ処理...





2017年 3月 21日
新日鉄住金エンジニアリング株式会社
スウェーデン王国における廃棄物発電施設新設工事の契約締結について
新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長 藤原 真一、以下「当社」)は、ドイツ廃棄物発電プラント子会社である Steinmüller Babcock Environment GmbH(社長 村上 裕、以下「SBENG 社」)を通じて、スウェーデン王国におけるストーカ炉式廃棄物発電施設の新設工事を受注し、このたび契約を締結いたしました。
今回契約した案件は、ドイツに本社を置く欧州大手電力・ガス供給会社である E.ON SE のスウェーデン法人(E.ON Värme Sverige AB)がスウェーデン王国の首都ストックホルム北西地域に位置するヘグビートルプ地区において計画中の次世代エネルギーパーク事業の一環として廃棄物からエネルギーを回収し、地域暖房ネットワークの熱源とするために新たに建設する熱電併給型の廃棄物発電施設となります。本廃棄物発電施設(一系列)のごみ処理能力は、世界最大級の規模で、本施設より、ストックホルム北西地域の温熱需要の約80%を供給する計画です。
契約先であるE.ON Värme Sverige AB より、本件入札時の提案内容及び SBENG社が有するスウェーデン王国をはじめとする北欧諸国における、数多くの廃棄物発電施設の建設実績に基づいた技術信頼性への高い評価を受け、契約に至ったものです。
当社は、今後もSBENG社を含めた新日鉄住金エンジニアリンググループの総力を挙げて、欧州、日本、アジア地域を中心とした各国において、環境性能、高効率エネルギー回収技術に優れた廃棄物発電システムの提供によりその需要に応え、環境保護、安全・安心な循環型社会形成の実現に向け、一層貢献してまいります。
【案件概要】発注者 :E.ON Värme Sverige AB
施設規模 :ごみ処理能力 :定格処理日量 738トン(基準ごみ)
:最大処理日量1,080 トン(低質ごみ)
発電出力 :100 MW
建設場所 :スウェーデン王国 ヘグビートルプ地区(首都ストックホルムから北西40 kmに位置)
竣工時期 :2019年末
契約形態 :SBENG 社単独契約
契約範囲 :ストーカ炉式廃棄物発電施設の内、ストーカ炉及びボイラの設計、調達、据付及び試運転