■清掃工場の排ガスを資源に 佐賀市
佐賀新聞-2013/01/03
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2375130.article.html
佐賀市は新年度から2年計画で、市清掃工場(高木瀬町)の排ガスから二酸化炭素(CO2)を取り出し、農業などに活用する実証実験に取り組む方針を固めた。清掃工場の排ガスからCO2を取り出す研究に乗り出すのは、全国の自治体で初めて。生活に欠かせない一方、「迷惑施設」と敬遠されがちなごみ処理施設から“資源”を生み出すことで、イメージの転換も狙う。
市循環型社会推進課によると、同工場の運転を委託されている荏原環境プラントのほか、東芝や九州電力などが準備段階の会議に参加している。東芝は既に、福岡県大牟田市の火力発電所などの排ガスからCO2を取り出す試験的な施設を設置している。
CO2の空気中の割合は0・04%程度に対し、清掃工場から排出されるCO2は約7%。ただ、CO2だけでなく、さまざまな物質が入っているため、第1段階では純度の高いCO2の分離・回収を目指す。
農業分野での活用は、研究機関との協力も視野に入れている。CO2は光合成を促すとしてイチゴの収量や品質向上に使われ、効果を上げていることから、工場周辺で複数の農作物を育て、適した作物の選定や濃度などについて具体的に実証していく。また、ごみ処理場の排ガスには消費者の心理的なハードルも高いとみて、市は「特に、安全性についての実証は入念に行う」とする。
市は2010年2月に「環境都市宣言」を行い、ごみ減量や太陽光発電の設置費用補助事業などに取り組んできた。同課は「地球温暖化の原因とされるCO2削減は世界的な課題。有用なものへの転化を可能にする確かなステップとなるように取り組んでいきたい」と力を込める。
関連(本ブログ)
■ごみ焼却炉排ガスからエタノール ナカテックが装置開発(2012年09月11日)
■新エネ体験、最先端施設 南部クリーンセンターに京都市
京都新聞-2012/12/31
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20130101000015
京都市は2019年度の稼働を目指す南部クリーンセンター第二工場(伏見区)に、廃棄物を利用した新エネルギーの環境教育施設を整備する方針を固めた。市が実用化を目指すバイオマスエネルギー技術や、高効率ごみ発電の仕組みが実感できる施設で、持続 ...
■ごみ減量化促進へ、市環境局がキャラの愛称募集/川崎
カナロコ(神奈川新聞)-2013/01/02
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1301020009/
ごみの減量化、資源化の促進へ向けた3Rの取り組みを親しみやすく周知しようと、川崎市環境局は、「かわさき3Rキャラクター」を作成した。22日までネーミングを募集している。 3Rとは、リデュース(発生・排出抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)。
■那覇市:ごみ焼却処理施設を避難拠点に 大津波想定
毎日新聞-2013/01/01
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20130102rky00m040002000c.html
那覇市と南風原町のごみ焼却場「那覇・南風原クリーンセンター」(南風原町新川)などを運営する那覇市・南風原町環境施設組合(管理者・翁長雄志那覇市長)は1日までに、同センターや隣接する多機能複合施設「環境の杜ふれあい」を災害時の電力供給、一時 ...
■高知市、省エネ・CO2削減実験 清掃工場
読売新聞-2013/01/06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130105-OYT8T00879.htm
高知市は31日まで、市清掃工場(長浜)で、煙突からの白煙を見えなくする装置を停止する実験を行っている。ごみ焼却時の廃熱を自家発電に回すことができ、必要な電力と二酸化炭素(CO2)の削減効果があるという。ただ、装置には景観や近隣住民への配慮 ...
佐賀新聞-2013/01/03
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2375130.article.html
佐賀市は新年度から2年計画で、市清掃工場(高木瀬町)の排ガスから二酸化炭素(CO2)を取り出し、農業などに活用する実証実験に取り組む方針を固めた。清掃工場の排ガスからCO2を取り出す研究に乗り出すのは、全国の自治体で初めて。生活に欠かせない一方、「迷惑施設」と敬遠されがちなごみ処理施設から“資源”を生み出すことで、イメージの転換も狙う。
市循環型社会推進課によると、同工場の運転を委託されている荏原環境プラントのほか、東芝や九州電力などが準備段階の会議に参加している。東芝は既に、福岡県大牟田市の火力発電所などの排ガスからCO2を取り出す試験的な施設を設置している。
CO2の空気中の割合は0・04%程度に対し、清掃工場から排出されるCO2は約7%。ただ、CO2だけでなく、さまざまな物質が入っているため、第1段階では純度の高いCO2の分離・回収を目指す。
農業分野での活用は、研究機関との協力も視野に入れている。CO2は光合成を促すとしてイチゴの収量や品質向上に使われ、効果を上げていることから、工場周辺で複数の農作物を育て、適した作物の選定や濃度などについて具体的に実証していく。また、ごみ処理場の排ガスには消費者の心理的なハードルも高いとみて、市は「特に、安全性についての実証は入念に行う」とする。
市は2010年2月に「環境都市宣言」を行い、ごみ減量や太陽光発電の設置費用補助事業などに取り組んできた。同課は「地球温暖化の原因とされるCO2削減は世界的な課題。有用なものへの転化を可能にする確かなステップとなるように取り組んでいきたい」と力を込める。
関連(本ブログ)
■ごみ焼却炉排ガスからエタノール ナカテックが装置開発(2012年09月11日)
■新エネ体験、最先端施設 南部クリーンセンターに京都市
京都新聞-2012/12/31
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20130101000015
京都市は2019年度の稼働を目指す南部クリーンセンター第二工場(伏見区)に、廃棄物を利用した新エネルギーの環境教育施設を整備する方針を固めた。市が実用化を目指すバイオマスエネルギー技術や、高効率ごみ発電の仕組みが実感できる施設で、持続 ...
■ごみ減量化促進へ、市環境局がキャラの愛称募集/川崎
カナロコ(神奈川新聞)-2013/01/02
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1301020009/
ごみの減量化、資源化の促進へ向けた3Rの取り組みを親しみやすく周知しようと、川崎市環境局は、「かわさき3Rキャラクター」を作成した。22日までネーミングを募集している。 3Rとは、リデュース(発生・排出抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)。
■那覇市:ごみ焼却処理施設を避難拠点に 大津波想定
毎日新聞-2013/01/01
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20130102rky00m040002000c.html
那覇市と南風原町のごみ焼却場「那覇・南風原クリーンセンター」(南風原町新川)などを運営する那覇市・南風原町環境施設組合(管理者・翁長雄志那覇市長)は1日までに、同センターや隣接する多機能複合施設「環境の杜ふれあい」を災害時の電力供給、一時 ...
■高知市、省エネ・CO2削減実験 清掃工場
読売新聞-2013/01/06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130105-OYT8T00879.htm
高知市は31日まで、市清掃工場(長浜)で、煙突からの白煙を見えなくする装置を停止する実験を行っている。ごみ焼却時の廃熱を自家発電に回すことができ、必要な電力と二酸化炭素(CO2)の削減効果があるという。ただ、装置には景観や近隣住民への配慮 ...