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ニューヨーク州、インディアンポイント原発の閉鎖を決定

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Business Newsline「 ニューヨーク州、インディアンポイント原発の閉鎖を決定」より転載


■ ニューヨーク州、インディアンポイント原発の閉鎖を決定

Business Newsline-2017年1月8日
ニューヨーク州がインディアンポイント原発(Indian Point Energy Center)を2021年4月で運用停止することで運用事業者と合意に至ったことが6日、The New York Timesの報道で明らかとなった。
インディアンポイント原発はマンハッタンから北に50キロ離れたハドソン川沿いに設置されている原子力発電所で、1~3号機の内、1号機の運転開始は1962年9月、2号機は1974年8月、3号機は1976年8月と、米国内にある原発としてはもっとも古い原発の一つとなっていた(1号機については既に2013年9月に運転停止)。
インディアンポイント原発1号機の営業運転許可は、運転開始から40年が経過したことから2014年に失効となり、現在は、「拡張運転期間(Period of Extended Operation)」と呼ばれる原子力規制委員会(NRC)の特例条件の元での運転期間に入っていた。
米国では、地震が起きない東部を中心に現在、約100基の商用原発が運転しているが1979年に起きたスリーマイルアイランド原発事故以降は、規制強化の影響から新規の原発着工が進まない状況となってきた。その後、2000年代以降になり地球温暖化が問題化するとCO2を排出しないクリーンなエネルギー源として、原発を見直す動きが生じたが、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故の影響を受けて、改めて規制強化が進められたことを受けて、現在では、原発は電力業界では「金食い虫(Money Pit)」として敬遠されている。
今回、インディアンポイント原発が閉鎖されることが決まったことを受けて、米国では、運転開始から40年が経過した古い原発に関しては、順次閉鎖となる可能性が強まってきたこととなる。

■ 米NY州のインディアンポイント原発、閉鎖へ一歩前進の司法判断
AFPBB News-2016/11/21
米電力会社エンタジー(Entergy)は1974~76年にかけて運転を開始したインディアンポイント原発の二つの加圧水型原子炉について、運転認可の更新を申請している。ニューヨーク州上訴裁は、下級審の判決を覆し、この申請を同州州務省に提出しなければ ..


原発大国のアメリカは
40年経過の老朽化原発は順次閉鎖の可能性、、、

一方、
福島第一原発事故を起こした日本、今なお事故収束に苦慮している日本、
原発事故でまき散らしたセシウムに今なお翻弄されている日本、

それでも日本政府は、
「重要なベースロード電源」と位置づけてたエネルギー政策、
事故が起きた後も原発を再稼働させ、
40年の老朽化原発をも20年も延長稼働を認める日本


関連(本ブログ)
ニューヨーク近郊のインディアンポイント原発 変圧器火災で自動停止、川に石油が流出、環境への影響懸念 米NY 2015年05月10日


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