■ 古紙輸出価格が一段高 12月、中国国内で確保難航
日本経済新聞 2016年11月30日
製紙原料となる古紙の輸出価格が軒並み一段高となった。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の12月積み輸出入札の平均落札価格は、前月積み比で段ボール古紙が約18%高い1キロ22.7円と3カ月連続で上昇した。中国で古紙の確保が難しくなり、同国の製紙会社が日本からの調達を増やしているため大幅高となった。
新聞古紙は約12%高の1キロ23.6円、雑誌古紙は約17%高の22.3円となった。
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参考 ↓↓ 古紙の国内価格と輸出価格の対比を
輸出する方が高値という日本の古紙事情!!
店頭渡し価格では、古紙問屋から製紙メーカーまでの輸送運賃は含まれない。
価格に幅がある場合は、単純平均価格をグラフ化(2009年1月〜)。
但し、価格幅を示す「〜」以降が空白のものは記載されている数字のみをグラフ化。 価格は、円/tでいずれもプレス品。プレス品とは、大型梱包機によりプレス梱包をしたもの。 輸出価格は「古紙品種別輸出先別輸出実績」の各輸出金額計を各輸出数量計で除算し算出。 公益財団法人古紙再生促進センター調査。
古紙価格推移グラフ(3年間)