試運転中に、大阪湾広域臨海環境整備センターのばいじんの水銀受け入れ基準を超過した野洲市の新野洲クリーンセンター、当初は、試運転は11月末まで延長となっていたが、、、11月12日に引き渡しなんだ~
「野洲市大篠原地域環境保全対策委員会 平成 28 年度第2回会議 会議 ...」の会議録で、大阪湾広域 臨 海環境 センター 受入基準超過 に対する 対応 (再発防止措置計画 )についての質疑応答などがでているが、、、単に、キレート剤の添加率を4%から安全をみて7 %にすればすむものなのか?機械の設計 が5 %、人為ミスとか、知見がないとか、、単純に7%にすればばいじんの溶出検査も万全といえるのか、、、早々に引き渡しをしてしまって、大丈夫なのか?フェニックスセンターの搬入再開を急ぎたいのはわかるが、、、
野洲市は、新クリーンセンターの供用開始とともに「プラスチック製容器包装の分別を廃止して可燃ごみに変更」なので、、ばいじんの水銀含有にも多少は影響するだろう、、、
毎日新聞 2016年11月4日
野洲市は1日、一般廃棄物を焼却する新野洲クリーンセンター(野洲市大篠原)を13日から稼働すると発表した。10日に完成式を開き、12日に建設業者から引き渡しを受ける。
当初は10月1日に稼働開始予定だったが、建設業者による試運転中に発生したばいじん(飛灰)処理物から基準値を超える水銀が検出され、大阪… ...
今後は、排ガス中の水銀排出基準もできたことだし、埋立基準だけではなく、排ガス中の水銀の動向も要チェックだが,そこまで公表する自治体はないかもな、、、連続測定の義務はないので、たまたま年に2回程度の検査でどうなるものでもないのだろうが、、、
関連(本ブログ)
■水銀基準値超過の新野洲クリーンセンター、試運転を11月末まで延長(大阪湾フェニックスセンター搬入禁止)/滋賀2016年09月24日
■(大阪湾フェニックスセンター抜き打ち検査)ごみ焼却物から基準値超えの水銀、試運転中の新野洲クリーンセンター/滋賀2016年09月06日
工事名称:新野洲クリーンセンター建設工事
工事場所:野洲市大篠原3335番地
工期:平成26年6月26日~平成28年9月30日 ←試運転11月末まで延長 ←11月12日に引き渡し
建物用途:一般廃棄物処理施設(中間処理施設)
施設規模
・熱回収施設:43t/24h(21.5t/24h×2炉)
・リサイクルセンター:8t/5h
(不燃・粗大ごみ:7t/5h ペットボトル:1t/5h)
エスエヌ環境テクノロジー株式会社
沿革から抜粋
昭和34年 日本初の機械式焼却炉を岡山県玉島市(現倉敷市)に納入
昭和47年 一般廃棄物処理施設 累計50施設を納入
平成8年 焼却灰溶融システムを開発
平成12年 日立造船株式会社が100%株式取得
平成23年4月 ユニチカ株式会社から環境事業(ごみ処理施設事業)を譲受