Quantcast
Channel: 東京23区のごみ問題を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

楢葉の仮設焼却施設が完成 廃棄物処理10月1日運転開始/福島

$
0
0

H28年6月 楢葉町仮設焼却施設建設状況
放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト「楢葉町仮設焼却施設」より



■  楢葉町に 除染廃棄物の仮設焼却施設が完成

KYT 鹿児島読売TV 2016年9月28日
楢葉町では町内の除染で集めた廃棄物の量を減らすための仮設の焼却施設が完成し、火入れ式が行われた。
仮設の焼却施設が設置されたのは楢葉町の波倉地区できょう、国や町の関係者が火入れ式を行った。
楢葉町には、現在、フレコンバックでおよそ58万袋の除染廃棄物が仮置き場に置かれ、住民の帰還の妨げにもなっている。
完成した焼却施設は、その除染廃棄物を燃やし、容積を減らすためのもの。
*楢葉町・松本幸英町長
「帰町する町民に対しては環境整備がかなり前進したものと思っております」
この焼却施設は11月から稼働を始める予定。[ 9/28 19:44 福島中央テレビ]

■ 楢葉の仮設焼却施設が完成 廃棄物処理10月1日運転開始
福島民報 2016年9月29日
 環境省が楢葉町波倉に建設していた仮設焼却(減容化)施設が完成し28日、現地で火入れ式が行われた。東京電力福島第一原発事故に伴う町内の除染廃棄物、家屋解体廃棄物、津波廃棄物、片付けごみの焼却処理がスタートする。
 式には国、町関係者、地元住民ら約90人が出席した。小林正明環境事務次官が「施設の稼働により復興の加速化に貢献できる。安全対策に万全を期し運転する」とあいさつした。松本幸英町長は「施設は町の原風景を取り戻すための大きな一歩になる。計画通りに焼却を進めてほしい」と述べた。小林事務次官、松本町長らが点火スイッチを押した。
 施設の処理能力は1日当たり200トン。10月1日に運転を開始し、平成31年4月までに11万1000トンを焼却。32年3月までに施設の解体・撤去を終える。約4ヘクタールの敷地に焼却施設や灰保管施設などを設けた。排ガスは放射性セシウムの除去装置を2段階で設置し、安全性を確認した上で排出する。モニタリングポストは施設内外に計3カ所設けた。
 町内には除染廃棄物などの仮置き場が24カ所あり、フレコンバッグ約60万袋が保管されている。このうち3分の1は焼却処理できるという。焼却状況を見据え、町は国に対し仮置き場の集約を求めている。

関連(本ブログ)
■ JFEエンジ、福島対策地域内廃棄物処理事業(国直轄)受託-楢葉町にストーカ炉建設 2015年10月09日
楢葉町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)はJ FE・飛島特定業務共同企業体 (約353億円) 2015年09月02日

業務の対象となる廃棄物
処理対象物の量約126,000t
(推定値)
 家屋解体廃棄物:約12,000t
 津波廃棄物:約1,000t
 片付けごみ:約23,000t
 除染廃棄物;約90,000t
 合計:約126,000t
 ※片付けごみのうち約320tは冷蔵庫(約4千台)である

処理対象物の放射性物質濃度
処理対象物の放射性物質濃度(推定値)は表1-5のとおりである。


 

福島県内の災害廃棄物の処理進捗、仮設焼却炉の設置状況、契約情報
(平成28年4月1日現在)

楢葉町 町内の災害廃棄物、片付けごみ、除染廃棄物 
200t/日 JFE・飛島特定業務共同企業体(約353億円)
(建設工事中)  76,000t
履行期限:平成32年3月31日

平成27年度楢葉町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成27年度楢葉町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成27年8月31日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡楢葉町地内
契約業者名:JFE・飛島特定業務共同企業体
履行期限:平成32年3月31日
業務概要:本業務は、楢葉町内に仮設処理施設を建設し、楢葉町内の対策地域内廃棄物を焼却処理し減容化するものである。
契約金額:¥35,262,000,000-(消費税込)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>