■ 広域化へ調査着手 - 地元交渉は停滞/奈良市クリーンセンター移転
奈良新聞 (会員登録)-2016年9月8日
奈良市の仲川元庸市長は7日、同市のごみ焼却場となるクリーンセンター建設計画で、移転に反対する候補地の周辺自治会と 協議を継続する一方、区域外や広域的なごみ処理の委託についての調査・研究を開始したことを明らかにした。同日の9月定例市議会で代表質問に答えた。現在 の環境清美工場(同市左京5丁目)は老朽化が進んでおり、トラブルの発生に備えて「あらゆる可能性を検討することが必要」と判断した。ただ他の自治体との 連携は相当の困難が伴うとみられ、仲川市政にとってクリーンセンターは、火葬場の移転問題以上の難題となりそうだ。
廃棄物処理に広域で対応するには、近隣市町村の一部事務組合を結成する必要があり、他の自治体に廃棄物を持ち込む区域外処理では、大阪府などとの連携も視野に入る… ...
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広域化へ調査着手 - 地元交渉は停滞/奈良市クリーンセンター移転
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