■ 豊島の産廃問題 92.6%を処理 処理協で県報告 /香川
毎日新聞 2016年9月5日
豊島(土庄町)の一画に大量に不法投棄された産業廃棄物の処理について、住民側と県が意見を交わす「第37回豊島廃棄物処理協議会」が4日、高松市内で あった。県は7月末までに、全体の92・6%にあたる産廃と汚染土壌計83万7575トンを処理したと報告。従来通り、公害調停で定められた2017年3 月末までに処理が完了する予定と説明した。
県によると、今年度は計画量を上回るペースで処理が進んでいるという。産廃と汚染土壌の処理完了後は、地下水浄化が課題の中心となり、豊島や直島にある 処理関連施設の撤去も始まる。県が国に提出した実施計画では、22年度末までに水の浄化と施設撤去を完了させるとしている。【伊藤遥】
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豊島の産廃問題 92.6%を処理 処理協で県報告 /香川
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