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再生紙作る新装置を実験 セイコーエプソンが塩尻市役所内で

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1階ロビーで実証実験を行っている世界初のオフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」=塩尻市役所で
中日新聞「再生紙作る新装置を実験 セイコーエプソンが塩尻市役所内で」より



■再生紙作る新装置を実験 セイコーエプソンが塩尻市役所内で

中日新聞-2016年8月27日
 セイコーエプソン(諏訪市)は、同社が開発した世界初の水を使わないオフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」の実証実験を、塩尻市役所で実施している。オフィス内で使用済みの紙から再生紙を作る装置で、年内に商品化する。
 ペーパーラボは、使用済みの紙を水を使わずに綿のような紙繊維にまで分解した後、専用の溶剤を使い、繊維を結合させて再生紙を作る。二〇一一年から開発を始め、今月初旬から同市で実証実験に入った。
 市役所一階ロビーに置いた実証実験機は、幅二・六メートル、奥行き一・二メートル、高さ一・八メートル。A4サイズだと一分間で十四枚の紙が再生できる。
 市内に同社の二つの事業所がある塩尻市は本年度、いち早く二台のリースを決めて予算化。実証実験にも協力し、週二日、一日一時間の稼働実験に必要な使用済みの紙の提供などをしている。九月からは稼働を週三日に増やす計画だ。
 市役所から出る使用済みの紙は年間四十九トン。このうち、機密文書を含む二十七トンをペーパーラボで再生させ、コピー用紙として再利用する。
 市庶務課の田中利明課長は「庁内での古紙の再生リサイクルが構築できるほか、外部の専門業者に委託している機密文書の処理の安全性も高められる」とメリットを話す。
 同社は、他にも複数の企業や自治体で実証実験を計画。機器の使い勝手などを検証し、製品に反映させる。販売価格は未定だが、同社は三~五年以内に百億円規模の売上高を目指している。 (一ノ瀬千広)


「PaperLab(ペーパーラボ)」
いよいよ実用化に向けて~
ほんとうに画期的な取組、なにしろ水を使わない製紙機、
素晴らしいものです!!

エコプロダクツ2015で「PaperLab(ペーパーラボ)」のデモンストレーションをみてきたが、
できあがりのペーペーも遜色ないものだったので、うまくいくといいですね~

 

関連(本ブログ)
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