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廃炉金属、再利用視野に 異常数値検出されず 日本製鋼所室蘭製作所に搬入

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■ 廃炉金属、再利用視野に 異常数値検出されず 日本製鋼所室蘭製作所に搬入
北海道新聞 2016年7月8日
【室蘭】廃炉となった日本原子力発電東海原発(茨城県東海村)の金属廃棄物が7日、室蘭市の日本製鋼所室蘭製作所に搬入され、日鋼が放射線量を測定 した結果、異常な数値は検出されなかった。搬入は、経済産業省の再利用技術開発事業の一環。本格的な廃炉時代を迎える中、電力業界は国が安全性を認めた廃 棄物を再利用したい考えだが、地元の理解が必要なため現時点ではほとんど進んでおらず、事業の行方に注目している。

 事業は、廃炉になった原発で発生する廃棄物のうち、放射線量が国の定めた基準値「クリアランスレベル」以下で、資源として扱える金属の再利用技術 の開発が目的。日鋼は室蘭製作所で原発の圧力容器などを製造していることから事業を受託した。年内にもこの金属で、低レベル放射性廃棄物の処分容器を試作 する。

 東海原発は1998年に運転を停止し、現在、解体工事をしている。搬入された金属は炭素鋼60トン。茨城県の日立港で船積みされ、室蘭港の日鋼岸 壁で陸揚げされた。日鋼が放射線量を測定したところ、毎時0・01~0・05マイクロシーベルトで、周辺の環境と同程度だった。

 

 


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