東京二十三区清掃一部事務組合(更新日:2013年4月30日)
■清掃工場等の維持管理状況
測定位置図及び維持管理計画値一覧(PDF:568KB)
連続測定器の測定結果
維持管理状況(PDF:156KB)(平成25年3月1日〜31日) NEW
第三者機関による定期測定結果
維持管理状況(PDF:290KB)(平成25年4月掲載) NEW
測定値が維持管理計画値を超過した理由(*)
平成24年度 維持管理状況(3月1日〜31日)<工場設置計器の測定結果>より
? 渋谷清掃工場 1号炉 3月 3日(日) 8:00に排ガス中の一酸化炭素濃度が煙突入口連続測定計器 で75ppmを記録した。
原因は、ごみ質の急激な変動により焼却炉内へのごみの供給量が安定せず、一時的に不完全燃焼状態となったことによる。
直ちにごみ供給量・燃焼空気量の調整及び再燃バーナの運転により、燃焼改善を図りその結果、維持管理計画値以下の通常の燃焼状態に回復した。
? 破砕ごみ処理施設 1号炉 3月20日(水)14:00に排ガス中の一酸化炭素濃度が煙突入口連続測定計器で129ppmを記録した。
原因は、ごみ供給機内で詰まりが発生したので、インチング運転操作(運転と停止を繰り返す操作)で詰まり解除を実施した。
その間、焼却炉内へのごみ供給量に対する燃焼空気量が過剰となり、酸素濃度12%換算値が上昇して発生した。
詰まりが解除された後は、ごみの定量供給により正常な燃焼状態に回復した。
維持管理計画値の超過の記録や理由をみていると、
専門的なことなどわからないなりにも、焼却炉の運転管理は主に自動運転とはいえ、やはりたいへんなことなのだ〜ということはなんとなくわかる。そして、超過した原因と対策をしっかりと公表することで逆に安心できる。これまでは、各工場の維持管理記録の閲覧、あるいは情報開示請求をすることで、それら状況を知りえるしかなかったので、大前進である。
それにしても、毎度、超過する工場はほぼ決まっている。
豊島、渋谷、破砕ごみの流動床炉
光が丘、大田は、23区の中では古い工場となるので、、、だから?
清掃工場の運転管理業務の「直営工場」と「委託工場」での比較をしてみたかったが、当然、それだけでは一概にどうともいえないのだろう。素人的にみても、焼却炉の形式や新旧のほうが大きいのかもしれない〜
これで、平成24年度の清掃工場等の維持管理状況すべてが公表された。
維持管理状況の焼却炉毎の「可燃ごみ量」を積算していくと〜
平成24年度の全清掃工場合計
可燃ごみ量は 2,696,918.09トンとなる。
《破砕ごみ(33,566.57t)、災害廃棄物(25,411.75)含む 》
平成23年度が、2,728,921.14トンなので、とりあえずは微減ではあるが、なにしろ、維持管理記録の「可燃ごみ量」を毎月足し算していっただけなので、まだまだ数字は変動するとおもう。昨年も、結果的にかなりの誤差はあったとおもう。しかし、災害廃棄物分を差し引けば、たぶん微減ではあろうが、もっと減っているとおもったのでとても残念。2月が少なかったので安心していたら、3月はかなり多かった。よく考えると、2月は28日なので、、、
例年、清掃一組の確定値は清掃事業年報は8月末頃、清掃工場等作業年報は10月頃の公表になるので、とりあえず、目安程度にまとめてみた。
●ごみ焼却処理量推移(平成12年度〜平成24年度)
●「ごみ焼却量」月別集計(平成24年度)
●「ごみ焼却量」工場別集計(平成24年度)
清掃工場の故障による休炉件数は、平成24年度分は、「清掃工場故障週報」から、休炉の件数を数えたので、清掃一組の作業年報で公表する休炉件数とズレがあるかもしれない。
●清掃工場別故障による休炉件数(平成24年度)
●清掃工場別故障による休炉件数の推移(平成21年度〜平成24年度)
灰溶融炉、平成23年度、24年度と、ほとんど稼働していないので、さすがに故障件数も少なくなっている。しかし、こういうものは、長らくお休みして、時々立上げる方がトラブルになるのかもしれない。板橋、残念!! これまで故障による休炉件数ゼロを維持していたのに、
、
●灰溶融処理施設 故障件数の推移(平成18年度〜平成24年度)
参考
●23区「清掃工場故障週報」平成24年度 (工場別)(2013/4/29)
●平成24年度 維持管理状況-維持管理計画値の超過分とその理由-(2013/5/2)
●23区清掃工場「契約関係」(随意契約公表分) 平成24年度 (2013/4/29)
■清掃工場等の維持管理状況
測定位置図及び維持管理計画値一覧(PDF:568KB)
連続測定器の測定結果
維持管理状況(PDF:156KB)(平成25年3月1日〜31日) NEW
第三者機関による定期測定結果
維持管理状況(PDF:290KB)(平成25年4月掲載) NEW
測定値が維持管理計画値を超過した理由(*)
平成24年度 維持管理状況(3月1日〜31日)<工場設置計器の測定結果>より
? 渋谷清掃工場 1号炉 3月 3日(日) 8:00に排ガス中の一酸化炭素濃度が煙突入口連続測定計器 で75ppmを記録した。
原因は、ごみ質の急激な変動により焼却炉内へのごみの供給量が安定せず、一時的に不完全燃焼状態となったことによる。
直ちにごみ供給量・燃焼空気量の調整及び再燃バーナの運転により、燃焼改善を図りその結果、維持管理計画値以下の通常の燃焼状態に回復した。
? 破砕ごみ処理施設 1号炉 3月20日(水)14:00に排ガス中の一酸化炭素濃度が煙突入口連続測定計器で129ppmを記録した。
原因は、ごみ供給機内で詰まりが発生したので、インチング運転操作(運転と停止を繰り返す操作)で詰まり解除を実施した。
その間、焼却炉内へのごみ供給量に対する燃焼空気量が過剰となり、酸素濃度12%換算値が上昇して発生した。
詰まりが解除された後は、ごみの定量供給により正常な燃焼状態に回復した。
維持管理計画値の超過の記録や理由をみていると、
専門的なことなどわからないなりにも、焼却炉の運転管理は主に自動運転とはいえ、やはりたいへんなことなのだ〜ということはなんとなくわかる。そして、超過した原因と対策をしっかりと公表することで逆に安心できる。これまでは、各工場の維持管理記録の閲覧、あるいは情報開示請求をすることで、それら状況を知りえるしかなかったので、大前進である。
それにしても、毎度、超過する工場はほぼ決まっている。
豊島、渋谷、破砕ごみの流動床炉
光が丘、大田は、23区の中では古い工場となるので、、、だから?
清掃工場の運転管理業務の「直営工場」と「委託工場」での比較をしてみたかったが、当然、それだけでは一概にどうともいえないのだろう。素人的にみても、焼却炉の形式や新旧のほうが大きいのかもしれない〜
これで、平成24年度の清掃工場等の維持管理状況すべてが公表された。
維持管理状況の焼却炉毎の「可燃ごみ量」を積算していくと〜
平成24年度の全清掃工場合計
可燃ごみ量は 2,696,918.09トンとなる。
《破砕ごみ(33,566.57t)、災害廃棄物(25,411.75)含む 》
平成23年度が、2,728,921.14トンなので、とりあえずは微減ではあるが、なにしろ、維持管理記録の「可燃ごみ量」を毎月足し算していっただけなので、まだまだ数字は変動するとおもう。昨年も、結果的にかなりの誤差はあったとおもう。しかし、災害廃棄物分を差し引けば、たぶん微減ではあろうが、もっと減っているとおもったのでとても残念。2月が少なかったので安心していたら、3月はかなり多かった。よく考えると、2月は28日なので、、、
例年、清掃一組の確定値は清掃事業年報は8月末頃、清掃工場等作業年報は10月頃の公表になるので、とりあえず、目安程度にまとめてみた。
●ごみ焼却処理量推移(平成12年度〜平成24年度)
●「ごみ焼却量」月別集計(平成24年度)
●「ごみ焼却量」工場別集計(平成24年度)
清掃工場の故障による休炉件数は、平成24年度分は、「清掃工場故障週報」から、休炉の件数を数えたので、清掃一組の作業年報で公表する休炉件数とズレがあるかもしれない。
●清掃工場別故障による休炉件数(平成24年度)
●清掃工場別故障による休炉件数の推移(平成21年度〜平成24年度)
灰溶融炉、平成23年度、24年度と、ほとんど稼働していないので、さすがに故障件数も少なくなっている。しかし、こういうものは、長らくお休みして、時々立上げる方がトラブルになるのかもしれない。板橋、残念!! これまで故障による休炉件数ゼロを維持していたのに、
、
●灰溶融処理施設 故障件数の推移(平成18年度〜平成24年度)
参考
●23区「清掃工場故障週報」平成24年度 (工場別)(2013/4/29)
●平成24年度 維持管理状況-維持管理計画値の超過分とその理由-(2013/5/2)
●23区清掃工場「契約関係」(随意契約公表分) 平成24年度 (2013/4/29)