■ 変圧器トラブルか ススキノビル火災
北海道新聞 2016年5月27日
25日夜、札幌市中央区南4西4、商業ビル「ススキノラフィラ」(鉄筋コンクリート地上8階、地下3階建て)地下3階から出火した火災で、電気室に あった変圧器の燃え方が激しいことが26日、札幌中央署などの実況見分で分かった。変圧器は1974年のビル完成時から使われていたとみられ、同署は老朽 化による電気系統のトラブルが原因とみて調べている。
同署などによると、変圧器は縦40センチ、横50センチ、高さ30センチの箱形で、鉄製のカバーごと焼損していたが、近くの分電盤などはほとんど 焼けていなかった。ビルの運営会社「ススキノ十字街ビル」によると、同社が昨秋、法定点検を実施した際、変圧器に異常はなかったという。
25日の火災では、ビルにいた客や従業員約1400人が屋外に避難した。けが人はいなかった。ラフィラは復旧作業のため、26日に続いて27日も臨時休業する。
一昨日のビル火災、、、
変圧器の燃え方が激しい、原因は老朽 化による電気系統のトラブル、
1974年(昭和49年)のビル完成時から使われていた変圧器、、
PCB使用製品かどうか、、ぎりぎりセーフ? それとも、、、
ニュースでなにも言ってないので大丈夫なのかな、、、
PCB製品ではないにしても、、、微量PCB混入機器の可能性はある?
JESCO
●PCBを使用して製造された電機機器等の判定基準表(ご参考)
PCB処理技術ガイドブック(2005年8月改訂版)より抜粋
表1,1-1 PCBに関する主な経緯 年 出 来 事1881 (明治14)
ドイツのシュミット、シュルツ氏がPCB合成に成功 1929 (昭和4) 米国スワン社(後にモンサント社に合併)工業生産開始 1954 (昭和29) 国内にて製造開始(鐘淵化学工業(株)、三菱モンサント化成(株)(現、三菱化学(株))は1969(昭和44)年製造開始) 1966 (昭和41) ストックホルム大学がオジロワシ体内中にPCB確認 1968 (昭和43) カネミ油症事件発生 1972 (昭和47) 行政指導により製造中止、回収の指示(保管の義務)1973 (昭和48)
(財)電機ピーシービー処理協会((財)電機絶縁物処理協会と改称)が設立 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(以下、化審法という)制定。翌年以降PCB製造・輸入・使用の原則禁止
1976(昭和51)
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)改正(PCB関係廃棄物の処理基準制定) 電気事業法の省令改正、PCB使用機械器具の電路への施設禁止
「 日本におけるPCBの生産量、輸入量及び用途別使用量」より作成