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中間貯蔵施設本体工初弾・廃棄物減容化処理業務/三菱重工環境・鹿島JVに (276億6000万円)

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■環境省/中間貯蔵施設本体工初弾・廃棄物減容化処理業務/三菱重工環境・鹿島JVに
日刊建設工業新聞 2016年5月23日
 環境省は、福島第1原発事故で周辺地域に飛散した放射性物質の除染で出た廃棄物を一時保管する「中間貯蔵施設」(福島県双葉、大熊両町)の整備で、本体工 事初弾3件の一般競争入札(総合評価方式)のうちの1件「廃棄物処理業務(減容化処理)」を20日に開札し、落札者を276億6000万円で三菱重工環 境・化学エンジニアリング・鹿島JVに決めた。工期は22年3月31日まで。
 本体工事初弾3件は3月30日に入札公告が行われた。残りの2件「土壌貯蔵施設等工事(双葉町)」「同(大熊町)」は、いずれも27日に入札、30日に開札が行われる予定だ。
 工事を発注した同省東北地方環境事務所福島環境再生事務所によると、廃棄物処理業務(減容化処理)の入札には、三菱重工環境・化学エンジニアリング・鹿 島JVのほかに、日立造船・大林組JVとJFEエンジニアリング・西松建設・東洋建設JVが参加した。予定価格や他の2JVの応札額は後日公表する。
 同業務では、除染廃棄物の分別後に出た可燃物用の仮設焼却施設(1日当たり処理容量200トン)を大熊町で建設・運営してもらう。
 中間貯蔵施設は、土壌貯蔵施設や仮設焼却施設など4種類の基幹施設で構成し、福島第1原発を取り囲むように配置する。20年度までに除染廃棄物の最終貯蔵見込み量(2200万立方メートル)の半分強に当たる最大1250万立方メートルを搬入する。
 福島県内の除染で出た廃棄物は中間貯蔵施設で最長30年間保管した後、県外で最終処分することが法律で決まっている。

三菱重工、、、炉形式は?
要求水準書では、
1)焼却方式の場合:ストーカ式、流動床式又は回転炉式
2)ガス化溶融方式の場合:シャフト式又は流動床式

関連(本ブログ)
入札公告 平成28年度大熊町における廃棄物処理業務(減容化処理)焼却能力200トン/日2016年04月03日


平成28年度中間貯蔵に係る保管場設置等工事(大熊町)

要求水準書等[PDF 6.6 MB]」から抜粋

 第2節 計画主要目
1.業務の対象となる廃棄物
1)処理対象物の量 
  226,150t (推定量であり、変更となる可能性がある。

4)処理対象物の放射性物質濃度
処理対象物の放射性物質濃度(推定値)は表1-5のとおりである。また、処理対象物の表面線量率は表1-6のとおりである。


第 3 編 仮設処理施設の設計・施工業務に関する要件

仮設処理施設は、処理対象物を適正に処理し、公害を発生させない施設とする。

第1章 共通仕様
第1節 主要設備方式
1.炉数(系列)
炉数は、1炉又は2炉構成とする。ただし、2炉構成の場合は2系列とすること。

2.炉形式
以下に示すいずれかの方式とすること。
1)焼却方式の場合:ストーカ式、流動床式又は回転炉式
2)ガス化溶融方式の場合:シャフト式又は流動床式

3.処理能力
指定ごみ質(低質~高質1)の範囲内において200t/日(200t/日×1炉又は100t/日×2炉)
の能力を有すること。

 

 


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