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セセニャ タイヤ廃棄場火災、 消火に1週間半から2週間と予想/スペイン

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Pressdigital Japan「セセニャ タイヤ廃棄場火災 消火に1週間半から2週間と予想」より転載


■ セセニャ タイヤ廃棄場火災 消火に1週間半から2週間と予想

Pressdigital Japan (プレスリリース) (ブログ) 2016年5月14日
5月13日早朝からマドリード市郊外トレドの自治体セセニャにあるタイヤ廃棄場から出火、カスティリャ・デ・ラ・マンチャ州政府はPLATECAMレベル2を発動、スペイン軍も出動できる体制となった。
現在6千リットルの消化液を積むことが出来る消火用航空機2機が出動中。 また、今のところ軍は出動していない。 セセニャ市長は、出火原因に関して「放火」と発表。 専門家は、「タイヤは火をつけにくいが、消火もし辛い。」「鎮火するまで少なくとも1週間半から2週間はかかるだろう。」と語っている。
現在火災が発生しているタイヤ廃棄場は、約100ヘクタール(欧州で最大規模)の広さに9万トンの古タイヤが廃棄されており、現在のところ11へクタールを焼いた。
火の勢いが収まらないことから、カスティリャ・デ・ラ・マンチャ州政府は、廃棄場周辺住民の避難を開始している。 また、セセニャ自治体に窓を開けないで家に留まるよう勧告。 学校も休校となった。
この火災で大量の煙が発生し、雨を降らす原因となりうることがあり、その雨は毒性の強い物となると注意を喚起した。
エル・コンフィデンシャル紙によると、この廃棄場は自治体セセニャの住宅街「エル・ポセロ」から500メートル以内のところに位置しており、環境法に違反していると2003年に通達されていた。
またエウロパプレスによると、カスティリャ・デ・ラ・マンチャ州政府マルティネス・アロヨ環境大臣は「この数週間、欧州委員会とこの古タイヤの処分方法について会談していた。 しかしこの火災でプランはおじゃんになった。」と語っている。

■ スペイン 不法投棄のタイヤ火災 1万人近く避難
NHK 2016年5月14日
スペインの首都マドリードの郊外にあるタイヤの不法投棄現場で大規模な火災が発生し、1万人近い住民が避難する事態となっています。スペインの首都マドリードから30キロ余り離れたセセーニャの近くにある自動車のタイヤの不法投棄現場で、13日未明、大規模な火災が発生しました。
現場にはおよそ11万トンのタイヤが不法投棄されていて、火の勢いは収まらず、周辺には大量の黒煙が立ち昇って広がっています。
この火事で、これまでにけがをした人はいないということですが、有害物質を含んだ煙で健康への影響が出るおそれがあるとして、地元当局は周辺に住む9000人に避難を命じ、すでにほとんどの住民が避難したということです。
地元当局は、ヘリコプターも出動させて消火に当たるとともに、放火の疑いもあるとして出火した原因を調べています。
火災による黒煙は首都マドリードからも見えるほどで、今回避難した住民以外にも影響が広がらないか懸念されています。



 


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