■ 熊本県知事 がれきなど災害廃棄物処理 国に支援要請
NHK 2016年5月10日
熊本県の蒲島知事は環境省で丸川環境大臣と会談し、一連の地震で倒壊した住宅のがれきなど大量に発生した災害廃棄物の処理を進めるため、国の補助対象の拡大や専門職員の派遣などの支援を要望しました。
熊本県の蒲島知事は9日夕方、東京の環境省を訪れ、丸川環境大臣に要望書を手渡しました。
こ のなかで蒲島知事は、地震で大量に発生したがれきなどの災害廃棄物の処理を進めるため、市町村が行う役所の庁舎や病院などの解体を国の補助対象に拡大する ことや、廃棄物の分別処理や資源としての有効活用を図るため、国の技術的支援や専門職員の派遣継続などを求めています。
また、環境省が所管する「阿蘇くじゅう国立公園」のなかで被害を受けた施設や休憩所などの復旧に向けても財政面の支援を要望しました。
これに対して丸川大臣は「先日の視察で住宅やごみ処理施設の被害の甚大さを目にした。できるかぎりのことをさせていただくように努力したい」と述べ、支援を検討する考えを示しました。
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熊本県知事 がれきなど災害廃棄物処理 国に支援要請
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