東京都美術館 生誕300年記念 若冲展
The 300th Anniversary of his Birth: Jakuchu
2016年4月22日(金)～5月24日(火)
伊藤若冲（1716-1800）の生誕300年を記念して、初期から晩年までの代表作を紹介します。若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅（宮内庁三の丸尚蔵館）が東京で一堂に会すのは初めてです。近年、多くの人々に愛され、日本美術の中でもきら星のごとく輝きを増す若冲の生涯と画業に迫ります。
若冲展、大、大、大、大、大混雑、、、
1時半で70分待ち、3時で40分待ち、
よいお天気で、東京は夏日となった、上野公園もすごい人出で、みんなどこに行くんだろうと思っていたが、
1時半集合で美術館前に到着したのだが、、、なんと、その時点で「70分待ち」の長蛇の列、、最後尾の辺はお日様もがんがんあたる屋外だし、そういえば、4年前の7月の暑い頃、フェルメール展で1時間待ちの列に並んで,途中で給水所が設けてあったのを思い出した。
今回の若冲展、会期が短いのだが、とりあえず諦めて、東京芸大の美術館で「アフガニスタン特別企画展「素心 バーミヤン大仏天井壁画」 ～流出文化財とともに～」をみて、、しばらくお休みがてらおしゃべりをして、、、さあ、次はどこに行こうかと、東京都美術館前を通ると、、、長い列は解消していて、、、それでも「40分待ち」とはなっていたが、、せっかく来たのだしと、思い切って並んだ。
しかし、やっと会場に入ったものの、、残念なことに会場内の混雑も大変なもので、あれほど混んでいる美術館ははじめてというほど、、なにしろ、びっしり人が張り付いてしまって流れないというか、動かないのだ。なんでみんな間近でみたいのだろうか、,,人に酔って気持ちが悪くなるほどの混雑。律儀に会場内でも、最前列に張り付いてみたい人は並んで待っていた。混雑から外れて、会場の中程から、人の頭越しに絵画の上半分を見て回った、時々隙間から下半分をみたり、、しかし、それでも圧巻でした。実は、私は「若冲＝鶏＝きもちがわるい」の印象を持っていたので、、今日の、水墨画、花、野菜、魚、動物、釈迦三尊像などなどみていて、「若冲＝鶏＝きもちがわるい」はすっかり消えてしまった。
東京藝術大学 大学美術館陳列館
アフガニスタン特別企画展「素心 バーミヤン大仏天井壁画」 ～流出文化財とともに～ 2016年4月12日(火） － 6月19日（日）
◉東京藝術大学では2016年（平成28年）4月に東京国立博物館が開催する「特別展 『黄金のアフガニスタン～守りぬかれたシルクロードの秘宝～』」にあわせて「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」を開催します。
◉内戦の混乱下で海外に流出し日本で保護された文化財を展示すると同時に、タリバンによって破壊されたバーミヤン東大仏の天崖を飾っていた「太陽神と飛天」を原寸大で3次元に復元して公開する予定です。
◉2001年、バーミヤン大仏がタリバンの手で爆破された直後から、東京藝術大学学長であった故平山郁夫画伯は海外へ流出したアフガニスタンの文化財保護を国際社会に訴え、自らも「流出文化財保護日本委員会」を組織し、ブラックマーケットなどを通じて日本に辿り着いたアフガニスタン流出文化財を「文化財難民」として保護・保管活動を始めました。このとき集められた流出文化財は102点に上ります。
◉保護・保管された流出文化財の中には、「ゼウス神像の左足」、「カーシャパ兄弟の仏礼拝図」など、かつて国立カブール博物館に所蔵されていた国宝級の美術品の他に、破壊されたバーミヤン大仏の壁画や周辺の窟から削り取られた壁画断片も含まれています。
◉アフガニスタンから流出し日本で保護・保管された「文化財難民」は、東京藝術大学の手で一部保存修復の措置が施され、母国帰還のチャンスを待っていました。
◉流出文化財は、東京藝術大学で87点、東京国立博物館で15点が展示されます。102点をまとめて日本において鑑賞できる大変貴重な機会となります。
◉「流出文化財保護日本委員会」は、アフガニスタン政府の閣僚級の要人を招聘し、「文化財難民の母国返還式」を執り行うことを決定しました。
ということで、アフガニスタンに返還前の貴重な展示であったのだが、、、
しかし、返還して、彼の地で安全に過ごせるだろうかと一抹の不安も、、、
東京は、どこに行っても人だらけ、、
人口密度が高いのだからしかたがないが、、、
近い将来（？）、東京で直下型地震が起きるとどうなるのか、、
映画館の中でも、地下鉄のなかでも、人混みのなかでも、
地震だけではなくテロの脅威もあるのだろうと、、
それでも、家にいるより、気分転換に頑張って外に出るようにしているのだが～