■日野・ごみ受け入れ問題 「共同処理 持ち回りで」
東京新聞-2013/04/18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130418/CK2013041802000109.html
小金井市や国分寺市からの可燃ごみ受け入れ計画で、二十六日に退任する日野市の馬場弘融市長が本紙のインタビューに応じ、地元が反対する中で計画を進めてきた思いを語った。新たに建て替える焼却施設が耐用年数を迎える見込みの二〇四九年までに受け入れをやめ、その後は別の市に共同焼却施設を建設する「持ち回り方式」を考えていたことを明らかにした。 (福岡範行)
−地元自治会は市長選前に反対デモをした
反対する人は一部にいるが、広がっていないと認識している。市長選は相手候補がごみ受け入れ反対を主張したのに、後継の大坪冬彦氏が勝てた。難しい選択を後押ししてくれた市民を誇りに思う。
−地元説明会に小金井市長らを呼ばなかったのはなぜか
説明会はあくまで日野市内部の話。三市の話にしないことで、共同処理の方針を撤回する退路を残しておきたかった。
最初から日野市での共同処理は耐用年数の三十年と考えていた。小金井、国分寺の両市長には「次の建て替え時は責任を持ってくれ」と伝えている。地元説明会で、ごみ受け入れの永久化を心配していた声は耳にこびり付いている。
−三十年で受け入れをやめられる担保はあるのか
正式にはない。大坪氏の就任後、三市で共同処理の内容を議論する中で決めることだ。だが、三十年の約束がなければ共同処理はしないなどと、最終的な合意の条件にはできる。文書に残すことは可能だと期待している。
東京新聞-2013/04/18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130418/CK2013041802000109.html
小金井市や国分寺市からの可燃ごみ受け入れ計画で、二十六日に退任する日野市の馬場弘融市長が本紙のインタビューに応じ、地元が反対する中で計画を進めてきた思いを語った。新たに建て替える焼却施設が耐用年数を迎える見込みの二〇四九年までに受け入れをやめ、その後は別の市に共同焼却施設を建設する「持ち回り方式」を考えていたことを明らかにした。 (福岡範行)
−地元自治会は市長選前に反対デモをした
反対する人は一部にいるが、広がっていないと認識している。市長選は相手候補がごみ受け入れ反対を主張したのに、後継の大坪冬彦氏が勝てた。難しい選択を後押ししてくれた市民を誇りに思う。
−地元説明会に小金井市長らを呼ばなかったのはなぜか
説明会はあくまで日野市内部の話。三市の話にしないことで、共同処理の方針を撤回する退路を残しておきたかった。
最初から日野市での共同処理は耐用年数の三十年と考えていた。小金井、国分寺の両市長には「次の建て替え時は責任を持ってくれ」と伝えている。地元説明会で、ごみ受け入れの永久化を心配していた声は耳にこびり付いている。
−三十年で受け入れをやめられる担保はあるのか
正式にはない。大坪氏の就任後、三市で共同処理の内容を議論する中で決めることだ。だが、三十年の約束がなければ共同処理はしないなどと、最終的な合意の条件にはできる。文書に残すことは可能だと期待している。