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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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広域ごみ施設、江南に決定 尾張北部4市町/愛知

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■ 広域ごみ施設、江南に決定 尾張北部4市町
中日新聞 2016年3月26日

 尾張北部二市二町(江南、犬山、扶桑、大口)は二十五日、新しい広域ごみ処理施設の建設地を江南市中般若町北浦に決定した。二〇〇二年に協議を始めてから十三年。建設に向けてようやく前進した。

 江南市役所で開かれたこの日の四首長の会議で、会長を務める江南市の沢田和延市長が「おおむね地元の合意形成は得られたと判断し、建設地を中般若町北浦に決めたい」と述べ、ほかの三人が同意した。

 二市二町は〇二年に小牧、岩倉の両市を含めた四市二町で協議を始めたが、〇五年十一月に小牧、岩倉両市は離脱。〇六年から二市二町で協議を再開し て、一〇年五月に犬山市喜六屋敷を候補地に決めたものの、地元同意が得られず計画を凍結、一三年二月に江南市中般若町北浦を新たな候補地に決めた。しか し、ここでも候補地に隣接する扶桑町の一部住民から反対の声が出ていた。

 現在、江南、扶桑、大口の二市一町は江南丹羽環境管理組合をつくって大口町内の施設で、犬山市は市内の施設でそれぞれごみを処理しているが、いずれも稼働から三十年を過ぎ、県内で一番目と二番目の古さ。老朽化も進み、新たな施設の早期建設が求められていた。

 (井上峻輔)

 

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