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東埼玉資源環境組合 第二工場(JFE、ガス化溶融炉)が4月稼働/埼玉

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■ 第二工場が4月稼働・東埼玉資源環境組合
東武よみうり 2016年3月22日
 「東埼玉資源環境組合」(管理者=高橋努・越谷市長、越谷、草加、三郷、八潮、吉川市と松伏町で構成)が2013年3月から、草加市柿木町に建設中の 「第二工場ごみ処理施設」が完成し、4月1日から稼働する。老朽化により建替えていたもの。第二工場は草加、八潮両市の可燃ごみの処理をするため、6市町 の可燃ごみを処理していた第一工場(越谷市増林)の負担が軽減される。
 第二工場は敷地約3万4000平方㍍に鉄筋コンクリート造り地上7階地下1階(延床面積約1万5000平方㍍)。総工費は137億8380万円。焼却能 力は1日297㌧。焼却熱を利用した「タービン発電機」も設け、毎時9400㌔㍗を発電し、場内で使用し、電力会社にも売電する。余熱は場内の給湯のほ か、隣接する「市民温水プール」と「老人福祉センター」に供給される。
 「ガス化溶融炉」を設置し、焼却灰をすべて溶融スラグ(廃棄物を1300度以上の高温で溶かし固形化させたもの)にし、灰が発生しないというシステムが特徴。溶融スラグは建設・土木資材として再利用し、敷地内には芝生の「いこいの広場」を設け、市民に開放する。
 同工場の愛称は公募の結果、草加市内の小学3年生生女児の「パーシクル(PERSICLE)」に決まった。地名の柿の木(英語でパーシモン)と、再利用 という意味の英語「リサイクル」を合わせた造語という。27日に行われる「完工式」で、小森さんらに感謝状と記念品が贈られる。
 草加市と八潮市以外の3市1町の可燃ごみは従来通り越谷市の第一工場で処理される。

東埼玉資源環境組合(越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市及び松伏町)

第二工場ごみ処理施設建設・運営事業の概要

事業の概要

事業名 第二工場ごみ処理施設建設・運営事業 事業場所 草加市柿木町107番地1外 事業期間 建設期間:平成25年3月27日から平成28年3月31日までの約3年間
運営期間:平成28年4月1日から平成48年3月31日までの20年間 敷地面積 約34,000m2 建築面積 約7,000m2 延床面積 約15,000m2 構造 鉄筋コンクリート造及び鉄骨造 階数 ごみ処理棟-地下1階、地上7階 管理棟-地上2階 最高高さ 約44m(煙突部 約59m) 施設規模 297t/日(148.5t×2炉 2系列、24時間連続運転) 処理方式 ガス化方式直接溶融型コークスベッド形 受注者

建設:JFEエンジ・鴻池組特定建設工事共同企業体 ※1

運営:エコサービス東埼玉株式会社 ※2

 

関連(本ブログ)
JFEエンジニアリング、東埼玉資源環境組合から都市環境プラントを受注(シャフト炉式ガス化溶融炉)2013年04月10日

 


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