旧ごみ処理場表土からダイオキシン 鹿角市、国の基準上回る３千ピコグラム

■旧ごみ処理場表土からダイオキシン 鹿角市、国の基準上回る
秋田魁新報-2012/12/27
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20121227a
　鹿角広域行政組合は２６日、現在解体工事を行っている鹿角市十和田毛馬内の旧ごみ処理場の敷地内の土壌から、国の環境基準を超えるダイオキシンが検出されていたことを明らかにした。
　今年７月から１０月に解体業者が敷地内を検査した際、焼却灰を焼却炉から仮置き施設に搬出する長さ約１０メートルのベルトコンベヤー下の表土から、環境基準値（１グラムあたり千ピコグラム）を上回る３千ピコグラムが検出された。現場は工事関係者以外立ち入り禁止。
　旧処理場は、１９８４年に建設され、２００２年まで稼働していた。当時は、ダイオキシンの発生を抑える高温焼却などを行っていなかったため、ダイオキシンを含む灰がベルトコンベヤーからこぼれ落ち、蓄積したとみられる。
　同組合は来月中にベルトコンベヤーに沿って真下の土壌を厚さ５０センチ、幅２メートル、奥行き１０メートルにわたり取り除く方針。

焼却施設のダイオキシン問題、
こういう事例はほんとうに多い〜