日テレNEWS24「熊本市の新西部環境工場が完成 (熊本県)」より転載
■熊本市の新西部環境工場が完成 (熊本県)
日テレNEWS24 2016年2月14日
熊本市の新しい西部環境工場が完成し、13日落成式があった。新工場は総事業費およそ117億円をかけて作られ1日280トンのゴミを焼却する能力を備え ている。少ない空気でゴミを燃やす最新の技術が採用されているほか、ゴミ焼却の熱で発電し西区役所の電気をまかなうという。[ 2/13 17:50 熊本県民テレビ]
「少ない空気でゴミを燃やす最新の技術を採用」なんてなっているので、
どんな最新技術なのかとおもって、熊本市のHPをみてみたが、、
ストーカ方式だった、、少ない空気~は、ハイパーZシリーズ?
新練馬清掃工場もそうなのかな?
平成23年12月の入札結果なのではあるが、
驚いたのは、プラントメーカーが6社勢揃い、
JFE、日立造船、荏原環境、三菱重工、タクマ、川崎重工業
で、価格点では、日立、荏原、タクマが40点の満点で、
非価格要素点でJFEが大きく差をつけて総合点で落札となっていた。
焼却施設の総合評価一般競争入札で、6社の競争なんてはじめてみた、、、、
普通は多くて4社程度かとおもっていたので、、、
熊本市
熊本市新西部環境工場整備及び運営事業 (建設・運営)
【事業概要】
1) 建設場所
西区小島2丁目及び城山薬師2丁目の各一部(現西部環境工場の西側隣接地)
2) 施設規模
280t/日(140t×2炉)
3) 焼却方式
ストーカ炉(東部・現西部環境工場と同じ)
4) 焼却灰
再資源化処理を推進
5) 事業期間
(1) 整備 :平成24年4月~平成28年9月
(2) 運営 : 平成28年3月(稼動開始)~平成48年3月〔約20年間〕
6) 事業方式
公設民営(DBO)方式
施設の設計・施工、管理運営を一括して民間委託
7) 受注事業者
JFEエンジニアリング株式会社 九州支店を代表企業とするグループ
入札結果(PDF:44.6キロバイト)
事業者の選定結果及び客観的評価(PDF:140.6キロバイト)
審査講評(PDF:396.9キロバイト)
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