環境省 2016年1月29日
(お知らせ)「有機顔料中に副生するPCBの工業技術的・経済的に低減可能なレベルに関する報告書(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)の結果について 平成27年4月14日(火)から平成27年5月13日(水)までの間実施しました、「有機顔料中に副生するPCBの工業技術的・経済的に低減可能なレベルに関する報告書(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)の結果について、お知らせいたします。1. 経緯
平成24年2月に、一部の有機顔料が、非意図的に生成したポリ塩化ビフェニル(以下「PCB」という。)を含有するこ とが判明したことを受け、有機顔料中で非意図的に副生するPCBについて、工業技術的・低減可能なレベルを検討することを目的として、平成24年7月、厚 生労働省、経済産業省及び環境省の3省は、「有機顔料中に副生するPCBの工業技術的・経済的に低減可能なレベルに関する検討会」を合同で設置しました (共同座長:奥田晴宏国立医薬品食品衛生研究所副所長、御園生誠国立大学法人東京大学名誉教授、中杉修身元上智大学大学院地球環境学研究科教授)。
本検討会において、PCB副生の原理、管理方法、分析方法等に関して検討を進め、「有機顔料中に副生するPCBの工業技術的・経済的に低減可能な レベルに関する報告書(案)」を作成しました。本報告書(案)について平成27年4月14日(火)から平成27年5月13日(水)までの間意見募集(パブ リックコメント)を実施しました。いただいた御意見を受け、有機顔料からの副生PCBの溶出について所要の情報収集と技術的な調査・検討を行った結果、以 下2.のとおり回答(別添1)を取りまとめました。なお、本報告書(案)は、いただいた御意見を踏まえ、別添2のとおり「有機顔料中に副生するPCBの工 業技術的・経済的に低減可能なレベルに関する報告書」として取りまとめられました。
2.意見募集の結果について
詳細は~