■上伊那広域連合 ごみ処理費用有料制度見直し案 住民意見の募集開始
長野日報-2016年1月13日
上伊那広域連合の廃棄物政策審議会(白鳥嘉文会長)は、ごみ処理費用有料制度の見直し案について、住民意見の募集を始めた。可燃ごみ用の指定ごみ袋に「中 袋(35リットル)」を追加し、1枚当たり一律30円としていた可燃、不燃ごみ袋の証紙代金(手数料)を大きさに応じ30~50円に変更するなどの内容。 意見を反映させ、3月に白鳥孝連合長に答申する。
制度はごみの減量化・資源化推進を目的に2003年度に導入。世帯人数に応じ各家庭に 配布する「指定ごみ袋購入チケット」の枚数の範囲内で1枚当たり30円の証紙代金を含んだごみ袋を購入し、規定量を超えた場合はごみ袋購入のため1500 円の追加チケットが必要になる「二段階従量有料制度」を採用している。制度開始から13年を経過したことや、伊那市内に新たなごみ焼却施設「新ごみ中間処 理施設」の建設を予定していることから、連合側の諮問を受け同審議会で見直しを検討している。
見直し案では、チケット制度は当面継続し た上で、指定ごみ袋について、可燃ごみ用の小袋(20リットル)と大袋(45リットル)に、中袋(35リットル)を追加。証紙代金を一律30円から容量別 に可燃小袋30円、可燃中袋40円、可燃大袋50円、不燃袋(35リットル)40円に改定する。資源プラスチック袋(50リットル)は現行通り無料とす る。
ごみを直接ごみ処理施設に持ち込んだ場合の施設利用料金も改定。10キロ当たり事業系400円、家庭系100円の現行料金から、事業系は同額、家庭系は20キロまで400円、超過10キロごと200円に引き上げる。
改定時期は証紙代金が2017年10月1日、ごみの直接持ち込みの施設利用料は同年4月1日としている。
意見の募集期間は2月10日まで。見直し案は同連合ホームページか環境衛生課、各市町村の担当課で閲覧できる。問い合わせは同連合環境衛生課(電話0265・78・2537)へ。
上伊那広域連合
「ごみ処理費用有料制度見直し(案)に係る意見募集のお知らせ
(2016/1/12)(NEW)
◇ごみ処理費用有料制度見直し(案) (PDF:538KB)
◇ごみ処理費用有料制度見直し 資料編 (PDF:1,521KB)
新ごみ中間処理施設整備運営事業に係る設計施工監理等業務
委託公募型プロポーザルの実施について
質問に対する回答を掲載します(2016/1/4)(NEW)
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