■【速報・汚染焼却灰】処分場受け入れ拒否 千葉市長「これが最終回答だ」 環境副大臣に伝達
千葉日報 2015年12月14日
環境省が東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質を含む指定廃棄物の処分場候補地に東京電力千葉火力発電所(千 葉市中央区)の敷地を選定した問題で、井上信治副大臣と市役所で面会した千葉市の熊谷俊人市長は14日、「受け入れることはできない」と述べ、処分場受け 入れを明確に拒否した。その後の記者団の取材に熊谷市長は「これが最終回答だ」と強調した。
同日、井上副大臣は、6月に市が申し入れていた廃棄物の各排出自治体での分散保管に向けた再協議要請に回答するため、熊谷市長を訪問。回答内容は、従来と変わらず、廃棄物を1カ所に集約するため候補地の詳細調査を進める方針を堅持するというものだった。
回答書を受けて熊谷市長は「当初の国の案と何ら変わらず、市の申し入れや市民の意見が考慮されていない」と指摘。拒否の理由として、選定経緯などについて十分な情報開示がされていないことを挙げた。
また市長は、市内の指定廃棄物の放射能濃度が時間経過により8000ベクレル以下にまで減衰していると推測され、「実質的に指定廃棄物が市内にな い」ことも理由とした。同省による候補地選定作業では、1キロ当たり8千ベクレル以上の指定廃棄物の自治体ごとの保管量も選定基準となっていた。
環境省 (環廃対発第1512141号 平成27年12月14 日)
●指定廃棄物長期管理施設の詳細調査候補地選定にかかる再協議について(回答)527KB
環境省より千葉県に依頼 し、千葉県から指定廃棄物を一時保管している9自治体に対して御意見を聴いていただきましたが、大半の自治体から、長期管理施設を整備し、県内1カ所に集約してほしい旨の御回答を、別紙 1のとおりいただ き ました。
それはそうだろう。候補地になったのは千葉市であって、
どこも、自分の市内が候補でなければ、市内分も分散No、県内 1 カ 所に集約してほしいと言うだろう~
千葉市内の指定廃棄物はそれほどないのだろうな、
それにしても、国も安易に「東京電力千葉火力発電所敷地内」とはよく言ったものだ、
東電敷地内といえば、,誰も文句は言わないと踏んだのだろうか、
千葉県内には、柏市などのセシウム7万Bq/Kg超すものもあるので、、、
そもそも、東北、関東はじめ、日本国中にばらまかれた放射性物質、
指定廃棄物は、国が責任を持って処理するとは言え、いまだにそれぞれの場所で仮置き、
各県毎に、最終処分場をつくるといえども、どこにも適地もないし、どこもそんなもの受け入れたくない、
放射性物質がばらまかれただけでも大変な迷惑を被っているのに、、、そのうえ最終処分場、、、
千葉県の候補地は千葉市
宮城県の候補地は栗原市、大和町、加美町
栃木県の候補地は塩谷町
千葉に限らず、宮城、栃木、どこも受け入れ拒否
■<最終処分場>宮城3市町 候補地返上を表明 /宮城
河北新報-2015年12月14日
猪股洋文加美町長は白紙撤回を求めた上で、宮城県内での処分を断念して福島県飯舘村の仮設焼却施設で処分するよう提案した。 井上信治環境副大臣は「市町村長会議で議論を重ねて決めた(県内処分の)方針を貫きたい」と繰り返し述べる一方、打開策が ...
■宮城の3候補地、撤回要求 原発の指定廃棄物処分場/宮城
日本経済新聞-2015年12月14日
東京電力福島第1原子力発電所事故で発生した指定廃棄物の宮城県内での処分場建設を巡り、環境省は13日、仙台市内で同県市町村長会議を開いた。詳細調査の受け入れに理解を求めたが、候補地の栗原市、大和町、加美町の3市町はそろって選定の ...
■ 【福島第1原発事故】 廃棄物処分場、相次ぎ「候補地」返上
産経ニュース 2015年12月14日
東京電力福島第1原発事故に伴う指定廃棄物の処分場設置をめぐり、千葉県内で候補地となっていた千葉市が現地調査を拒否、宮城県内の候補地に選ばれ ..
■指定廃棄物の処分場の候補地を「返上」栃木・塩谷町/栃木
テレビ朝日-2015/12/07
放射性物質を含む指定廃棄物の処分場の候補地に挙げられている栃木県塩谷町の町長らが、7日午後に環境省を訪れ、候補地の立場を「返上」する考えを表明しました。現地は9月の豪雨で広い範囲で浸水していて、処分場は洪水や浸水が起きない場所に ...
■ 【指定廃棄物の行方】塩谷町全戸にDM 環境省が3回目/栃木
下野新聞 2015年12月15日
環境省は14日までに、指定廃棄物処分の必要性を周知するダイレクトメール(DM)を、候補地を抱える塩谷町全戸に郵送した。文書の日付は11日付。DMは3 ...
■宮城3市町が処分場候補地返上 「環境省に失望」…遠ざかる出口/宮城
産経ニュース-2015年12月15日
東京電力福島第1原発事故に伴う指定廃棄物の処分場建設計画をめぐり、13日に環境省が仙台市内で開いた第8回市町村長会議。候補地の栗原市、大和町、加美町の3市町が「候補地返上」を訴えたことで、問題解決がさらに難しい状況となった。(石崎慶一)