■船橋市DBO南部清掃工場/JFEエンジグループに決定
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2015年12月4日
【協力企業に佐藤工業/落札金額は349億】
千葉県船橋市は3日、南部清掃工場整備・運営事業の総合評価方式一般競争入札で、JFEエンジニアリンググループ(代表企業・JFEエンジニアリング) を落札者に決めたと発表した。応札は同グループのみ。落札額は349億円(税別、以下同)。事前公表した予定価格は349億4100万円。審査講評は後日 公表する。 ...
船橋市 最終更新日:平成27(2015)年12月3日(木)
●南部清掃工場整備・運営事業に係る事業者募集・選定情報(落札者の決定について更新)
船橋市南部清掃工場整備・運営事業に係る事業者の募集・選定情報
落札者の決定について(平成27年12月3日)
船橋市南部清掃工場整備・運営事業者選定審査委員会の選定結果を踏まえ、落札者を決定しましたので公表します。
落札者の決定について(PDF形式:52KB)
要求水準書 では、
高効率ごみ発電施設の基本条件
ア 施設規模 計画ごみ質の範囲で 33 9t/日(113t/24h×3 炉 )の処理能力を有する。
イ 処理方式 ストーカ式焼却炉とする。
ウ 稼働条件 1 炉あたり年間 280 日以上の稼働が可能なこと
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
DBO(設計・施工・運営)方式で、
落札額は349億円(税別) 、事前公表した予定価格は349億4100万円(税別)
日量339t(113t×3炉)の全連続燃焼式ストーカ炉を採用した高効率ごみ発電施設
総合評価方式一般競争入札とはいえ、応札はJFEエンジニアリンググループのみ
こういうパターンも多いと思うが、、、
素人からみると、、、なんだかな~
1社だけの応札では、競争入札も、総合評価もあったものではない、
メーカーにとっては万々歳なのかな、
一応、談合はなくなったとはいえ、メーカーも価格競争を避けて、
棲み分けというか、応札が重ならないように調整でもしているのだろうか、
複数社の入札で安売り合戦されれば、それはそれで心配だし、素人の戯言ではあるが、
とはいえ、塩谷広域行政組合のように、応札業者は共同企業体1グループのみで、
99・9%を超える落札率で予定業者が決まっても、落札保留というのもあったし~
やはり1社だけでは比較検討もできない、
あと、この中途半端な
日量339t/日(113t/24h×3 炉 )
にはなにか意味があるのだろうか、、とても不可思議な数字
もちろん、想定のごみ量に応じた処理能力というのはいうまでもないのだろうが、、、
それにしても、339t/日(113t/24h×3 炉 )
よくアセス逃れで、施設面積や処理能力を対象より若干小さめにするという姑息な手法は聞いたことはあるが、
高効率発電であれば交付金が二分の一,というのも、施設規模に応じての発電効率で算定のようだが、、
船橋市の339t/日(113t/24h×3 炉 )
循環型社会形成推進交付金サイト - 環境省
エネルギー回収型廃棄物処理施設(交付率 1/2 )の交付要件
ごみ焼却施設の エネルギー回収率
エネルギー 回収率 (発電効率 と 熱利用率の 和 ) 24.5 %相当以上(規模により異なる)の 施設に限る。
エネルギー回収率の交付要件
エネルギー回収率 24.5 %は、施設規模 1,000t/ 日超の数値である。施設規模が小さい 施設では、タービン発電機の効率の低下等により発電効率が低下するため、交付要件は 施設規模別に設定し、表 2 - 1 のエネルギー回収率を満足するものとする。
ダイオキシン類の排ガス規制値も焼却炉の規模によって、かなりの差があるが、、、
339t/日(113t/24h×3 炉 )であれば、4t/h以上で新設施設基準0.1ng-TEQ/m3Nだし、、
単純に、339t/日(113t/24h×3 炉)にしたかっただけなのだろう
と、、くだらないことをあれこれ考えてしまった~
4pg-TEQ/体重kg/日 (現在の日本人の平均的な摂取量は1.5pg-TEQ/kg/日程度)
2.環境基準等(1) 大気 年平均値 0.6pg-TEQ/m3以下
(2) 水質 年平均値 1pg-TEQ/l以下
(3) 底質 150pg-TEQ/g以下
(4) 土壌 1000pg-TEQ/g以下
※土壌汚染の進行防止等の観点からモニタリングや調査を行う基準としての調査指標値を250pg-TEQ/gに設定。また、汚染土壌の対策要件は、一般国民の居住・活動の場について1000pg-TEQ/gを採用。
3.排出基準(法施行時における既存施設への排出基準適用は1年間猶予される。)(1)排ガス 特定施設及び排出基準値
(単位:ng-TEQ/m3N) 特定施設種類 施設規模
(焼却能力) 新設施設基準 既設施設基準 廃棄物焼却炉
(火床面積が 0.5 m2 以上、又は焼却能力が 50 kg/h 以上) 4t/h以上 0.1 1 2t/h-4t/h 1 5 2t/h未満 5 10 製鋼用電気炉(変圧器の定格容量が1,000キロボルトアンペア以上) 0.5 5 焼結鉱(銑鉄の製造の用に供するものに限る。)の製造の用に供する焼結炉(原料の処理能力が1t/h以上) 0.1 1 亜鉛の回収(製鋼の用に供する電気炉から発生するばいじんであって、集じん機により集められたものからの亜鉛の回収に限る。)の用に供する焙焼炉、焼結炉、溶鉱炉、溶解炉、乾燥炉(原料の処理能力が0.5t/h以上) 1 10 アルミニウム合金の製造(原料としてアルミニウムくず(当該アルミニウ ム合金の製造を行う工場内のアルミニウムの圧延工程において生じたものを除く。)を使用するものに限る。)の用に供する焙焼炉、溶解炉、乾燥炉(焙焼炉、 乾燥炉:原料の処理能力が0.5t/h以上、溶解炉:容量が1t以上 1 5
注:既に大気汚染防止法において新設の指定物質抑制基準が適用されていた廃棄物焼却炉(火格子面積が2m2以上、又は焼却能力200 kg/h以上)及び製鋼用電気炉については、上表の新設施設の排出基準が適用されている。
(2)排出水 特定施設及び排出基準値
(単位:pg-TEQ/L) 特定施設種類 排出基準 硫酸塩パルプ(クラフトパルプ)又は亜硫酸パルプ(サルファイトパルプ)の製造の用に供する塩素又は塩素化合物による漂白施設 カーバイド法アセチレンの製造の用に供するアセチレン洗浄施設 硫酸カリウムの製造の用に供する廃ガス洗浄施設 アルミナ繊維の製造の用に供する廃ガス洗浄施設 担体付き触媒の製造(塩素又は塩素化合物を使用するものに限る。)の用に供する焼成炉から発生するガスを処理する施設のうち廃ガス洗浄施設 塩化ビニルモノマーの製造の用に供する二塩化エチレン洗浄施設 カプロラクタムの製造(塩化ニトロシルを使用するものに限る。)の用に供する硫酸濃縮施設、シクロヘキサン分離施設、廃ガス洗浄施設 クロロベンゼン又はジクロロベンゼンの製造の用に供する水洗施設、廃ガス洗浄施設 4-クロロフタル酸水素ナトリウムの製造の用に供するろ過施設、乾燥施設及び廃ガス洗浄施設 2,3-ジクロロ-1,4-ナフトキノンの製造の用に供するろ過施設及び廃ガス洗浄施設 ジオキサジンバイオレットの製造の用に供するニトロ化誘導体分離施設、還元誘導体分離施設、ニトロ化誘導体洗浄施設、還元誘導体洗浄施設、ジオキサジンバイオレット洗浄施設及び熱風乾燥施設 アルミニウム又はその合金の製造の用に供する焙焼炉、溶解炉又は乾燥炉から発生するガスを処理する施設のうち廃ガス洗浄施設及び湿式集じん施設 亜鉛の回収(製鋼の用に供する電気炉から発生するばいじんであって、集じん機により集められたものからの亜鉛の回収に限る。)の用に供する精製施設、廃ガス洗浄施設及び湿式集じん施設 担体付き触媒(使用済みのものに限る。)からの金属の回収(ソーダ灰を添加して焙焼炉で処理する方法及びアルカリにより抽出する方法(焙焼炉で処理しない ものに限る。)によるものを除く。)の用に供するろ過施設、精製施設及び廃ガス洗浄施設 廃棄物焼却炉(火床面積0.5m2以上又は焼却能力50kg/h以上)に係る廃ガス洗浄施設、湿式集じん施設、汚水又は廃液を排出する灰の貯留施設 廃PCB等又はPCB処理物の分解施設及びPCB汚染物又はPCB処理物の洗浄施設及び分離施設 フロン類(CFC及びHCFC)の破壊(プラズマ反応法、廃棄物混焼法、液中燃焼法及び過熱蒸気反応法によるものに限る。)の用に供するプラズマ反応施設、廃ガス洗浄施設及び湿式集じん施設 水質基準対象施設から排出される下水を処理する下水道終末処理施設 水質基準対象施設を設置する工場又は事業場から排出される水の処理施設 10※廃棄物の最終処分場の放流水に関する基準は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく維持管理基準を定める命令により10pg-TEQ/L。