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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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【東京】1月から操業停止の世田谷清掃工場 再稼働できず費用増、きょう検討委員会初会合

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■【東京】1月から操業停止の世田谷清掃工場 再稼働できず費用増
ダイオキシン類濃度が上昇 きょう検討委初会合
東京新聞 2015年9月29日
 東京二十三区清掃一部事務組合の管理する世田谷清掃工場(世田谷区大蔵1)が、今年1月から操業を停止している。ごみを燃やす炉の不具合により、稼働すると炉内部のダイオキシン類濃度が高くなるためだ。この工場にごみを持ち込む世田谷区は、他工場でごみを処理しなければならず、運搬費用がかさんでいる。一部事務組合は、対策を講じるための検討委員会を設置。29日に初会合を開く。

東京新聞、ちょっとヘンな記事、ミスプリなのかどうか?
「炉内部のダイオキシン類濃度が高くなるため」ではなく、、、
炉内部のダイオキシン類濃度は高くなっても、それらはバグフィルターなどでとれればいいので、そうではなく、どうも、炉内部のダイオキシン類が炉から漏れ出しているらしく、炉室内(焼却炉付近や砂分級装置室)のダイオキシン類濃度が作業環境基準のレベルⅡ~レベルⅢになってしまうので、炉を停止しているということだとおもう。

詳しい経緯は↓↓
東京二十三区清掃一部事務組合 更新日:2015年9月18日
世田谷清掃工場の現状と今後の対応について
●平成27年9月18日世田谷清掃工場の現状と今後の対応について(PDF:567KB)
これまでの経過
平成27年3月11日世田谷清掃工場の今後の対応について(PDF:195KB)
平成27年2月13日世田谷清掃工場の作業環境測定結果について(PDF:224KB)
平成26年12月25日世田谷清掃工場の再稼働について(PDF:130KB)
平成26年12月11日世田谷清掃工場焼却炉停止に伴う大気環境測定結果について(PDF:73KB)
平成26年11月20日世田谷清掃工場焼却炉の停止について(PDF:168KB)


世田谷清掃工場概要
(23区唯一のガス化溶融炉)
所在地 : 東京都世田谷区大蔵一丁目1番1号
工期 着工 : 平成16年7月
    しゅん工 : 平成20年3月
敷地面積 : 約30,000平方メートル
建設費 : 166億8千5百万円
ごみ焼却炉 
炉型式 : 連続運転式ガス化溶融炉(流動床式) ← 川崎重工
設計最高発熱量 : 12,100KJ/kg
規模(炉基数) : 300トン/日(150トン×2)
焼却能力 : 300トン/日
灰溶融炉 ← 平成26年度末で休止
炉型式 : プラズマ式(電気式)
規模 : (炉基数) 120トン/日(60トン×2)
余熱利用 発電出力 : 6,750kW
             給熱 : 蒸気 世田谷美術館

 

関連(本ブログ)
23区清掃一組、世田谷清掃工場(流動床ガス化溶融炉)の現状と今後の対応について 2015年09月18日


 


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