☆環境省「ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の期限内処理に向けて」より
本来は、東京事業の場合は平成27(2015)年3月操業終了、JESCO事業の完了は平成28年3月の予定であった。
PCB特別措置法平成28(2016)年7月14日までに処分又は処分を委託が→法改正で平成39(2027)年3月末に延長
環境省、こういうパンフレットがあったのだ!
こうして処理期限を書き込むととで、再延長の自己規制なのか、
順調に処理が進めばいいが~
東京事業エリア分の、安定器や汚染物はまだ先か~
北海道事業は、安定器等・汚染物も含めて平成35年3月末の処理期限だったのでは?
はやくも1年先延ばしということだろうか?
大阪府 2015年9月14日
■近畿圏の自治体で初めて、PCB廃棄物(蛍光灯用安定器等)をJESCO北九州処理事業所に向けて搬出します!
近畿圏内のポリ塩化ビフェニル(以下「PCB」という。)(※1)を含有する蛍光灯用安定器等について、今年度より(※2)JESCO(※3)北九州PCB処理事業所での処理が可能となりました。
これにより府では、現在府庁別館で保管している、蛍光灯用安定器等の一部を処理するため、手続き等を進めているところであり、この度、JESCOへの搬出日が決定しましたので、お知らせいたします。
なお、蛍光灯用安定器等の処理を実施するのは、近畿圏の自治体では府が初めてであり、処理期限(※4)内に処理が完了するよう、今後も府は率先して処理を進めていきます。
事業者のみなさまにおかれましても、PCBを含有する蛍光灯用安定器等を保有していないか再度点検していただくようお願いいたします。また、PCB廃棄物 を保有していることが判明した場合は、所管行政庁及びJESCOへの届出等を行うとともに、処理期限までに計画的に処理を行っていただきますようご協力く ださい。(届出などの詳細は府にお問い合わせください。)
記
1 搬出日時
平成27年9月23日(水曜日・祝日) 午前9時30分から午後0時30分まで
2 搬出作業場所
府庁別館
3 搬出作業内容
別館地下3階で保管されている蛍光灯用安定器等のPCB廃棄物を詰め替えたドラム缶22本を北九州市まで安全に運搬するため、さらにステンレス製で頑丈な密閉容器に入れ、トラックに積み込む。
4 搬出するPCB廃棄物の種類
蛍光灯用安定器、低圧コンデンサ、汚染物
5 搬出量
6トン
(府が保有する庁舎や公共施設などで使用されていたPCB含有蛍光灯用安定器等の約4割(27トン)を、平成14年より府庁別館の倉庫に集約を行い保管。今年度はそのうちの6トンについて処理を行います。)
6 処理に関するスケジュール
7月1日から7日 選別及び詰替作業
(6月25日に報道提供しています。)
7月24日 JESCOへの搬入にかかる事前登録
8月26日 JESCOと処理委託契約
9月2日 北九州市に対して搬入計画書を提出
9月23日 別館よりJESCOへ搬出
9月24日 JESCOに搬入
11月頃 プラズマ溶融分解法による処理が完了
※ 1 PCB : 熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的に安定な性質を有することから、昭和30年代から40年代にかけて変圧器やコンデンサなどの受電 機器の絶縁油などに広く使用されていた油状の物質。有害性を有することから、現在では製造及び使用が禁止されている。
※2 : これまで近畿圏内の蛍光灯用安定器等の処理体制が整備されていなかったが、昨年、国のPCB廃棄物処理基本計画が変更され、JESCO北九州PCB処理事業所で処理が可能となった。
※3 JESCO : 中間貯蔵・環境安全事業(株)の略称。高濃度PCB廃棄物の処理をするため、国の100%出資により設立された会社。
※4 PCB廃棄物の処理期限 : JESCOでの受入期限は平成34年3月まで。
関連ホームページ ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物保管者の皆様へ添付資料 北九州PCB処理事業所までの運搬経路(予定) (Pdfファイル、123KB)
[環境省パンフレット]ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の期限内処理に向けて (Pdfファイル、2703KB)