■ 長野広域連合ごみ焼却施設、建設に日立造船のグループを選定
産経ニュース 2015年9月10日
長野広域連合は長野市内に建設を予定しているごみ焼却施設「A焼却施設」の設計、施工、運営を行う事業者について、日立造船(大阪市)を代表企業、 北野建設(長野市)を構成企業とする事業グループを、優先交渉権者とすることを決めた。選定は事業の受託希望者から提案された企画を総合的に評価して選ぶ 公募型プロポーザル方式によって行われた。今後、連合議会で議決後に着工し、平成31年2月の完成を目指す。
長野広域連合は、26年5月 から5回の選定委員会を開催。同グループのほか、荏原環境プラントを代表企業とするグループの計2グループについて審議した。両グループの提案価格はとも に約367億4千万円だったが、循環型社会への貢献、地域社会への貢献といった項目が評価された日立造船を代表企業とするグループが選ばれた。
同施設は1日あたり405トンのゴミ処理能力を持つ施設として、平成31年3月~51年3月末までの20年1カ月間使用される予定。長野広域連合に属する長野、須坂両市、信濃、飯綱両町、高山、小川両村で排出される一般廃棄物などの処理を行う。
長野広域連合
■ 「(仮称)長野広域連合A焼却施設」整備及び運営事業の優先交渉権者の選定結果について
長野広域連合ごみ処理施設建設事業者等選定委員会から優先交渉権者の選定結果について報告がありましたので、公表します。
・事業者選定報告書(PDF:55KB)
・審査講評(PDF:547KB)
施設整備費と運営委託費の配分は異なるが、そういうこともあるのだ~
長野広域連合の焼却施設建設事業
当初計画は約450t/日 がごみ減少を見込んで405t/日に規模縮小
注目すべきは、焼却炉+灰溶融設備の併設
今回は 「A焼却施設」で、 「B焼却施設」も同様に灰溶融併設
最終処分場の建設計画で、溶融飛灰は埋め立てないがある、、
「審査講評(PDF:547KB)」より抜粋
施設概要
405t/ 日の処理能力を有するもとし、135t/ 日×3系列とする。
焼却方式は連続運転ストーカ炉とし、電気灰溶融を併設するもの。
事業内容
(3) 一般廃棄物の焼却により生じる主灰及び焼却飛灰の一部を溶融し、有効利用を行う。
また、溶融飛灰は外部資源化を行う。ただし、焼却飛灰の溶融は民間事業者の判断に委ねる。
(4) 溶融しない主灰及び焼却飛灰は外部資源化を行う 。
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