■東建、都産廃協、東解協/再生砕石の利用拡大求める/用途に応じ品質基準/東京ブランドへ4ランク
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2015/09/04
東京建設業協会(飯塚恒生会長)、東京都産業廃棄物協会(高橋俊美会長)、東京建物解体協会(高山眞幸会長)は、東京都内における超高層建築物の解体や 2020年夏季東京五輪関連工事などによってコンクリートガラの発生と再生利用のバランスが崩れることが懸念されていることを踏まえ、関係各方面への「再 生砕石の利用拡大」の要望内容をまとめた。ガラの状態に応じた処理施設での受け入れなど、3団体による品質管理ルールを踏まえた再生砕石を「東京ブラン ド」とし、用途拡大を求める。あわせて15年内に再生砕石の品質別使用用途の基準をまとめる予定だ。
3団体では、コンクリート構造物の解体・撤去時に排出されるガラについて、そのまま再生砕石・再生骨材になるものを「Aランク」、内装解体後の通常のガ ラを「Bランク」、ALCやレンガなどを含むガラを 「Cランク」、混合廃棄物に含まれるガラやふるい下残さを 「Dランク」という処理施設での受け入れ条件を設定し、 各ランクに応じた中間処理によって再生砕石の品質を管理するルールを3団体で申し合わせた。 このプロセスを経た再生砕石を「東京ブランド」 と命名した。 ...
続きは~
■東京都・“廃棄物を言い訳にしないいデザイン”約100作品の展示「第5回 産廃サミット」
MdN Design Interactive-2015年9月4日
2015年9月4日(金)から9月12日(土)まで、株式会社ナカダイの主催により、プラス株式会社のショールーム“+PLUS(プラス・プラス)”にて 「第5回 産廃サミット」が開催される。“廃棄物”という素材(マテリアル)の多様な使い方を創造するイベントで、全国の廃棄物を対象に制作された約100点の応募 作品を展示。作品素材は、自動車のシートベルト/LANケーブル/端材/強化ガラス/MDの中身など多岐にわたり、身近な素材と自由な発想でマテリアルの 可能性を模索/表現している。入場無料で、時間は12:00~20:00(初日と最終日は最終入場15:00まで)。 ...