■沖縄のハブ、体内に高濃度PCB 基地周辺に汚染源か
中日新聞-2015年9月3日
沖縄県南部、浦添市周辺で捕獲されたハブの体内に、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)や、毒性が高く使用が禁止されている農薬のDDTが高濃度で蓄積している例があることが名桜大(沖縄県)と愛媛大の研究グループによる3日までの分析で明らかになった。
同市北西部にある米軍基地周辺の約1平方キロの範囲内に限られ、グループの田代豊・名桜大教授は「基地内かその近くに汚染物質の発生源があるとみられる」と指摘した。米軍基地を含めた詳細な汚染源の調査が必要になりそうだ。
(共同)