入札公告では、8月20日(木) 入札となっていたが、、、
契約日は8月31日
200t/日
業務名 平成27年度楢葉町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日 平成27年8月31日
契約方法 一般競争入札総合評価落札方式
業務場所 福島県双葉郡楢葉町地内
契約業者名 J FE・飛島特定業務共同企業体
履行期限 平成32年3月31日
業務概要 本業務は、楢葉町内に仮設処理施設を建設し、楢葉町内の対策地域内廃棄物を焼却処理し減容化するものである。
契約金額 ¥35,262,000,000-(消費税込)
関連(本ブログ)
■【入札公告】(楢葉町) 対策地域内廃棄物処理業務(仮設焼却炉)<炉形式は焼却orガス化溶融>/福島 2015年07月03日
計画概要
6.業 務 期 間
設計・施工期間:契約締結日から平成28年10月末日まで
運営期間:平成28年11月から平成31年4月末日まで
解体・撤去期間:平成32年3月31日までに解体・撤去、原状復旧等を行い敷地を返還
業務の対象となる廃棄物
処理対象物の量約126,000t
(推定値)
家屋解体廃棄物:約12,000t
津波廃棄物:約1,000t
片付けごみ:約23,000t
除染廃棄物;約90,000t
合計:約126,000t
※片付けごみのうち約320tは冷蔵庫(約4千台)である
処理対象物の放射性物質濃度
処理対象物の放射性物質濃度(推定値)は表1-5のとおりである。
第3編 仮設処理施設の設計・施工業務に関する要件
仮設処理施設は、処理対象物を適正に処理し、公害を発生させない施設する。また、常勤作業員等の放射線による被ばく対策に対して十分配慮した施設とすること。
第1章 共通仕様
第1節 主要設備方式
1 . 炉数(系列)
炉数は、1炉構成とする
2 .炉形式
以下に示すいずれかの方式とすること。
1 ) 焼却方式の場合:ストーカ式、流動床式または回転炉式
2 ) ガス化溶融方式の場合:シャフト式または流動床式
3 . 処理能力
指定ごみ質の範囲内において200t/日の能力を有すること。
福島県内 これまでの契約状況
国直轄による福島県(対策地域内)における災害廃棄物等の仮設焼却炉は、(平成27年6月26日現在)
対策地域内廃棄物処理 ( 国直轄)
7市町村において仮設焼却施設の設置を予定。6市町村(7施設)において事業者との契約を終え、うち、6施設は稼働中、1施設は建設工事中
飯舘村(小宮地区) 稼働中(平成26年11月より)5t/日 神鋼環境ソリューション・神戸製鋼所JV
川内村 稼働中(平成26年12月より) 7t/日 日立造船
富岡町 稼働中(平成27年4月より) 500t/日 三菱重工環境・化学エンジニアリング・鹿島・三菱重工JV
南相馬市 稼働中(平成27年4月より) 200t/日 JFE、日本国土開発JV
葛尾村 稼働中(平成27年4月より) 200t/日 JFE、奥村組、西松建設、大豊建設JV
浪江町 稼働中(平成27年5月より) 300t/日 日立造船・安藤間・神戸製鋼所JV
飯舘村(蕨平地区) 建設工事中 240t/日 IHI環境エンジニアリング・日揮・熊谷組JV
楢葉町 建設工事準備中 200t/日(想定) ←今回入札J FE・飛島特定業務共同企業体 (約353億円)
大熊町 処理方針検討中-
双葉町 処理方針検討中 -
川俣町 処理方針検討中-
田村市 既存の処理施設で処理中
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そのほかに、重複する部分もあるようだが~
指定廃棄物処理( 国直轄)
・飯舘村<蕨平地区(減容化事業)>※対策地域内廃棄物処理(国直轄)の欄参照
・飯舘村<蕨平(仮設資材化実証事業> 村内の焼却炉から発生する焼却灰と村内の除染土壌の一部を用いて、再生利用可能な資材を生成する実証事業 10t/日
日揮・太平洋セメント・太平洋エンジニアリング・日本下水道事業団・農研機構・国際農林水産業研究センターJV
・田村市・川内村
・県中、県南、いわき、川内村、会津、南会津の農林業系廃棄物、下水汚泥(想定)
・田村市、川内村内の除染実施区域(20km圏外)の除染廃棄物(想定) 未定 未定
(事前調査実施中)
・安達地方 安達地方(二本松市、本宮市、大玉村)の農林業系廃棄物、除染廃棄物 130t/日(想定) 未定
(設置に向けて地元調整中)
・郡山市 県中浄化センター(福島県が管理する流域下水道)の下水汚泥 90t/日 神戸製鋼所・神鋼環境ソリューション・日本下水道事業団・三菱総合研究所JV
(平成26年3月末日をもって事業終了(平成26年度から福島県が焼却処理を継続)
・鮫川村 村内の農林業系廃棄物、除染廃棄物 1.5t/日 日立造船
(平成26年3月18日から本格運転)
災害廃棄物国代行処理
・相馬市 相馬市、新地町内の災害廃棄物(追加的に相馬市内の除染廃棄物と農林業系廃棄物を相馬市が処理) 570t/日 タクマ(H26年度は、IHI環境エンジニアリング)
(新地町分は平成26年3月に処理完了、相馬市分は平成26年11月に処理完了)
・広野町 町内の災害廃棄物、除染廃棄物、農林業系廃棄物(除染廃棄物と農林業系廃棄物は、町が処理) 80t/日 新日鉄住金エンジニアリング
(平成25年1月に代行処理要請を受領、岩沢地区における設置に向けて建設工事中)(平成27年6月処理開始)
・南相馬市 市内(避難区域を除く)の災害廃棄物 200t/日(想定) 未定 JFE・日本国土特業務共同企業体(平成27年7月1日起工式)
(平成26年3月に代行処理要請を受領、平成26年11月に、仮設減容化施設の代行処理業務を定公告)←平成27年1/23に契約済み
災害廃棄物の国による代行処理について
仮設焼却炉↓↓焼却灰等放射性物質濃度等でている
・国によるふくしま災害廃棄物処理の情報サイト
・相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
・広野町の災害廃棄物の国による代行処理について
・南相馬市の災害廃棄物の国による代行処理について
関連(本ブログ)
■来秋稼働へ 飯舘村蕨平地区の仮設焼却炉 起工式(広域集約処理) & 仮設焼却炉の調達情報/福島 2014年10月23日