■<盛岡市長選>広域連携 住民は不安視
河北新報-2015年8月20日
<ビジョン策定へ>
8市町は本年度中に連携の具体策となる都市圏ビジョンを策定するが、ハードルは多い。
8市町が策定した「ごみ処理広域化計画」。盛岡市内に1日500トンを処理する新焼却場を建て、8市町の6処理場を集約する。稼働は29年度以降の構想だ。
6月下旬、市のごみ処理施設がある松園地区の住民らが計画の撤回を求める会を設立した。建設地は未定だが、市の試算は同地区を想定。「建て替えの既成事実化だ」と批判が強まる。…
■県東部の広域ごみ処理施設 神埼、吉野ケ里が参加表明
佐賀新聞-2015年8月21日
三養基郡みやき町の末安伸之町長は20日、鳥栖市とみやき、上峰の両町で2024年春の稼働を目指している広域ごみ処理施設計画に対し、近接する神 埼市と神埼郡吉野ケ里町から参加要請を受けていることを明らかにした。建設候補地の地元同意が最優先とした上で、「経済効果など勘案し(受け入れについ て)検討すべき」と話している。
鳥栖・三養基西部環境施設組合の議会で報告した。現在のごみ処理施設(みやき町簑原)の後継施設は、建設候補地として鳥栖市真木 町が決まり、地元説明会が始まっている。組合管理者の末安町長は「地元にお願いしているのは、あくまで現在の1市2町の枠組みによる建設だが、同意をいた だいてから、次の段階としてさらなる広域化を検討いただきたい」と述べた。
次期ごみ処理施設計画では、組合と鳥栖市が3月末と5月末に地元説明会を開いた。現施設の見学会を経て、7月末に真木町が交渉の 窓口となる住民組織を立ち上げている。一方、神埼市と吉野ケ里町は現在、佐賀市の一部と脊振広域クリーンセンター(神埼市)でごみを処理しているが、「老 朽化で耐用年数はあと10年程度になっている」(事務局)という。