■足利市、一層のごみ減量呼びかけ 小俣処分場搬入不可で
産経ニュース-2015年8月6日
足利市は、一般廃棄物最終処分場「小俣処分場」(同市小俣町)にごみの搬入ができないことを受け、市民や事業所に対し、一層のごみの減量、リサイクルを呼びかけている。
同処分場は、市と地権者で継続使用をめぐって係争中で、市は焼却灰などを民間委託で県外処分しており、来年3月までに2億6千万円の追加費用がかかる。こ のため、市は新たに「ごみ減量アクションプログラム」を実施することにし、自治会や広報紙などで市民らに協力を求めている。
具体的には、 可燃ごみの4割を占める紙類を減量するため、可燃ごみ扱いされがちな封筒や小箱など小さな紙類も紙袋に入れて資源物として出してもらう。また、ペットボト ルの中に異物が混入するケースが目立つため、きちんと洗ってもらう。買い物袋の励行、生ゴミの堆肥化なども一層の協力を呼びかけている。携帯電話、デジカ メなど使用済み小型電子機器の回収も、市本庁舎などに専用ボックスを設置して徹底する。市クリーン推進課は「家庭ごみは3年連続減少しているが、一層の協 力をお願いしたい」としている。
足利市 掲載日:2015年7月24日更新
ご協力ください!まだまだできる、ごみ減量 ごみの搬出にあたりましては、日頃からご協力いただき感謝申し上げます。南部クリーンセンターから排出される焼却灰の埋立先である小俣町の最終処分場は、現在使用することができません。4月1日からは、ごみの収集が円滑に進められるように、他の処分場へ搬出しています。
このようなことから、家庭から出される燃やせるごみは、市民の皆様のご協力により3年連続で減少しておりますが、市ではより一層の削減を目指して、ご協力いただく「ごみ減量アクションプログラム」を策定しました。
そこで、家庭から出されるごみの搬出に当たり、特に次の点にご協力ください。 ◎アクション1(燃やせるごみの約4割が紙類です)
☆新聞紙、段ボールをはじめ紙類は分別するようにお願いしておりますが、 お菓子の箱、ティッシュの箱、窓付き封筒なども燃やせるごみに入れず分別できますので、紙袋などに入れて資源物として出してください。
ビニールやセロテープは切り取ってから、ひもで十文字にしばるか、紙袋に入れて出してください。
再び紙にリサイクルできない紙類(感熱紙、合成紙、コーティングされた紙、食品、洗剤がついている紙、臭いや汚れが取れない紙等)は、燃やせるごみへ ◎アクション2☆ペットボトルは、汚れたものやタバコなど異物が混入されたものは、リサイクルできません。洗って資源物として出してください。
ペットボトル
フタをとり、ボトルを洗って、つぶしてから、半透明か透明の袋に入れて出してください。
の付いているものは、燃やせるごみへ◎アクション3
☆過剰包装は断り、買い物はマイバック(買い物袋)の利用をお願いします。
◎アクション4
☆食べ物のむだをなくしましょう。
生ごみの減量、堆肥化を進めましょう。(生ごみ処理機器の補助制度をご活用ください。)