■廃炉ごみの埋設申請=東海原発の1万6000トン分-原電
時事通信-2015年7月16日
日本原子力発電は16日、廃炉作業中の東海原発(茨城県)から発生する低レベル放射性廃棄物の一部を地下に埋設するため、同県東海村に専用施設を設置する 申請を原子力規制委員会に行った。解体などで発生する「L3」と呼ばれるごみが対象で、原電は埋設量を約1万6000トンと見込んでいる。
商用原発の廃炉に伴い、廃棄物の埋設施設が申請されるのは初めて。電力各社は低レベル放射性廃棄物を放射性物質濃度に応じて分類しており、L3は最も濃度が低い。
原電によると、L3は設備や機器の解体撤去で発生する金属やコンクリートブロックなど。1キロ当たりの放射性物質濃度は、最大でストロンチウム90が1万 ベクレル、セシウム137は7000ベクレル。表面線量は最大で毎時300マイクロシーベルトで、2018年度からの埋設を目指すという。(2015/07/16-18:04).
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廃炉ごみの埋設申請=東海原発の1万6000トン分-原電/茨城
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