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光が丘 15年度に施工者/二十三区一部事務組合の清掃工場建替

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■光が丘 15年度に施工者/二十三区一部事務組合の清掃工場建替
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2013/03/13
http://www.kensetsunews.com/?p=8859
【目黒はアセス、事業計画着手】
 東京二十三区清掃一部事務組合は、光が丘清掃工場建替工事の施工者を2015年度に選定する方針だ。16年度から解体工事に着手する計画で、工事費は最大で150億円程度を見込んでいる。目黒清掃工場では13年度から環境影響評価調査と整備事業計画の策定に着手する。計画策定調査の委託先は4−5月にも一般競争入札で選定し、5月には契約したい考えだ。
 光が丘清掃工場の建替計画によると、工場棟の規模はSRC一部RC・S造で、地上5階建て、地下部には深さ14mほどのバンカーを整備する計画だ。焼却炉は全連続燃焼式火格子焼却炉で、処理能力は日量300t(150t×2基)。敷地面積約2万3000?のうち、7000?程度を建築面積に充てる。現行の余熱利用に加え高効率発電設備を導入し、発電能力は現在の4000kWから8000kWまで増加させる。区有施設や地域冷暖房施設へ熱供給し、余剰電力は売電する予定だ。
 建設・解体にかかる費用は最大で150億円程度となる見込みだ。施工者は性能発注方式で15年度に選定し、議会の承認を経て16年度に契約を結ぶ。16年度に解体に着手し、17年度の本体着工、竣工は20年度を予定している。環境影響評価調査は12年7月に数理計画に委託しており、履行期限は13年度末となっている。
 目黒清掃工場は、13年度に整備事業計画策定に向けた調査を実施する。5月ごろには委託したい考えで、調査では現施設の耐震診断や劣化度診断などを実施する。調査結果を踏まえて、整備手法、プラント計画、建築計画、工事計画などを盛り込んだ事業計画を策定する。環境影響評価調査は14年度まで継続し、13年度は現況調査を行う予定だ。13年度予算には整備事業計画策定調査委託費として約8300万円、環境影響評価調査委託費として約6900万円を計上している。
 建て替えとなった場合、17年度に施工者を選定し、同年度内の解体着手、18年度の本体着工、22年度の竣工というスケジュールになる予定だ。
 清掃工場の整備は一般廃棄物処理基本計画に基づき実施されているもので、10年に策定した現行の計画では、目黒清掃工場以降に有明、千歳、江戸川清掃工場などの整備が予定されている。清掃工場の耐用年数は25−30年とされており、有明・千歳清掃工場は20年度に、江戸川清掃工場は21年度に竣工から25年が経過する。計画は5年ごとに見直されるため、次回の計画改定時に今後の整備スケジュールを明示する方針だ。
[ 2013-03-13 4面 面名:4面]

次は有明です〜





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