■大衆食堂の再生紙ナプキン、使用はかえって健康に悪影響
日刊ベトナムニュース-2015年5月28日
大衆食堂では備え付けの紙ナプキンやトイレットペーパーで食器や口を拭いたりすることが、多くの人の習慣になっている。ホーチミン市工科大学化学技術学科のグエン・フー・ヒエウ博士は、この習慣は衛生的どころか、健康に害を及ぼしかねないと警告する。
環境専門家の研究結果によると、市場に出回っているほとんどの紙ナプキンからポリ塩化ビフェニル(PCB)が検出されている。PCBの含有量はわずかとはいえ、時間の経過と共に体内に蓄積されれば、がんなどを引き起こす恐れがある。
ヒエウ博士は、再生紙の製造過程で塩素を使って漂白することでPCBが副生されてしまうと説明する。コストが安く漂白効果が大きいことから、国内で広く行われている方法で、紙ナプキンのPCB含有量を規制する政府機関はまだないという。
ヒエウ博士は再生紙で食器などを拭かないよう勧めているが、使う必要がある場合は出所が明確な品質の良い製品を用いるべきとアドバイスしている。ただし市場には有名メーカーを偽装した粗悪な製品も出回っており注意が必要だ。
「再生紙の製造過程で塩素を使って漂白することでPCBが副生されてしまう」となっているので、、、
コプラナーPCBのことだろうか?
2007年には、「中国の紙ナプキンから大腸菌や結核菌が検出」という報道もあったが、、、
他人事のようにも思えるが、ダイオキシンにしろ、PCBにしろ、、、
100円ショップには様々な輸入商品もあるので、要注意
日本でも、PCBが問題視されはじめた頃、
初期のノーカーボン紙(感圧複写紙)にはPCBが含まれていた。(感圧紙へのPCB使用は1971年に禁止) しかし、古紙再生の過程でノーカーボン紙も一緒に再生されることもあり、各種再生紙からPCB検出ということもあったようだ。1990年以降は検出されなくなったといわれている。
日本では「食品用器具及び容器包装における再生紙 の使用に 関する指針(ガイドライン)」
また、製紙連合会は「食品に接触することを意図した紙・板紙の自主基準」というものを制定している~
厚生労働省のサイトに「[PDF]~ 製造工程において製造助剤や添加剤、 加工
東京都の再生紙のPCB検査結果などあり