■処分場建設の撤回申し入れ 干潟保全7団体
東京新聞-2015年5月16日
東京電力の福島第一原発事故で出た放射性物質を含んだ指定廃棄物処分場の候補地に東電千葉火力発電所(千葉市中央区)が選ばれたことについて、東京湾の干潟、浅瀬の保全に取り組む県内の自然保護団体が十五日、県知事と千葉市長あてに撤回を求める申し入れ書を提出した。
「県自然保護連合」「千葉の干潟を守る会」「小櫃川河口・盤洲干潟を守る連絡会」「三番瀬を守る会」「三番瀬を守る連絡会」「三番瀬を守る署名ネットワーク」「日本湿地ネットワーク」の七団体。
申し入れ書は、「候補地が地盤の液状化や大津波の危険性が高く、事故によって放射能が漏れると東京湾の漁業が打撃を受ける」などと指摘している。 (砂上麻子)