☆計量装置に古新聞を乗せる説明役の社員ら 河北新報「お買い物エコに 古紙持ち込みでお得に・柴田」より転載
■お買い物エコに 古紙持ち込みでお得に・柴田
河北新報-2015年4月26日
柴田町槻木地区にある柴田ショッピングセンター・マルコ店で24日、古紙を持ち込むと買い物に利用できるポイントと交換できる「リサイクルポイントシステ ム」が始まった。古紙1キロにつき1ポイントがもらえ、100ポイントになると同ショッピングセンターに限って使える100円分の買い物券がもらえる仕組 み。
システムは、北海道の古紙リサイクル会社「北海紙管」の事業の一環。同社は既に地元の北海道をはじめ、青森、福島両県や関東で同じシステムを導入しているが、県内の店舗での実施は初めてという。
店頭には、古紙の重さを量って換算したポイントを専用カードに読み取らせる計量装置と、段ボールや新聞紙、雑誌を入れる回収ボックスを設置。店内で発行した専用カードがあれば午前9時~午後7時に誰でも自由に古紙を搬入できる。古紙は専門業者が収集しリサイクルする。
28日までは同社の社員が店頭でシステムの仕組みを説明し、ポイントが2倍になる。同社の担当者は「買い物と一緒に古紙を捨てられ、業者側も戸別に収集する手間が省ける。設置する店側にも集客面でメリットがあり、ほかの場所でも展開したい」と話す。
県内ではみやぎ生協(仙台市)が2010年から一部の店舗で同様の取り組みを実施している。