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北米沿岸に8百テラベクレル着へ 原発事故で海洋放出セシウム

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北米沿岸に8百テラベクレル着へ 原発事故で海洋放出セシウム  
東京新聞-2015年4月24日
【ウィーン共同】東京電力福島第1原発事故で海洋に放出された放射性セシウム137の約5%に当たる800テラベクレル(テラは1兆)が北米大陸の 西海岸に到達するとの研究結果を福島大学環境放射能研究所の青山道夫教授がまとめ、24日までにウィーンの学会で発表した。約1年後にはほぼ全量がたどり 着くという。
 日本の原子力規制委員会は、100テラベクレルを放出する大事故の発生確率を原子炉1基につき100万年に1回以下に抑える安全目標を決めているが、今回の数値はその8倍に相当する。

海洋に放出されたセシウムの約5%が800テラベクレルということは、
海洋に放出されたセシウム総量は16,000テラベクレル


ばらまかれたセシウム、放射能汚染、
平成23年6月の政府発表資料の 中で、放射性物質放出量は、事故ピーク時で、セシウム134 は 1万8000テラBq(テラは1兆)、セシウム137は1万5000テラBqとなっている。(海外の研究者はその約2倍超えともいう) NHK報道で は、福島原発事故による放射能放出量は、事故直後は約800兆Bq/時、2011年11月・12月は6000万Bq/時、2012年1月は7000万Bq /時という。ばらまかれた放射性セシウムの総量がどれだけになるのか想像を絶する天文学的数値なのであろう。

東京電力の、最新の「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果(平成27年1月評価分)」 では、今なお、「被ばく線量は、原子炉建屋上部等の空気中放射性物質濃度を基に算出した 1~4号機の放出量 の合計値は 0.008 億ベクレル/時であり、原子炉の状態が安定していることから、0.1 億ベクレル/ 時以下と評価している。」とのこと。なにしろ、頼みの綱の格納容器は壊れてしまって、建屋も吹っ飛び、封じ込め機能は崩壊して、大気や地下に流れ込んでし まって、

 


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