■ 中国で原発運転ラッシュ−稼働中23基で世界5位の韓国と並ぶ−原産協会が調査報告
日刊工業新聞 2015年4月9日
日本原子力産業協会が8日公表した調査報告「世界の原子力発電開発の動向2015年版」によると、14年に新しく営業運転が始まった原子力発電所は6基で、うち5基が中国だった。
中国で運転中の原発は、集計対象となった1月1日時点では22基だったが、その後新たに1基が送電を始めたことから足元では23基に増え、運転中の原発 数で世界5位の韓国と並んだ。中国での運転ラッシュは今後も続く見込みで、同国の事業者が海外の原発事業に参画するケースも増えそうだ。
同日時点で営業運転中の原発は世界で431基あり、合計出力は3億9222万6000キロワットと前年より587万キロワット増えた。中国以外ではインドで1基が運転を開始。一方では米国で1基閉鎖された。
また14年は新たに13基、計1227万4000キロワット分の建設計画が判明した。内訳は中国が7基、ハンガリーとイランが2基ずつ、ヨルダンとアルゼンチンが1基ずつ。
日本原子力産業協会
■世界の原子力発電開発の動向2015年版(2015.4.8)
グラフにしてみた~
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■世界の原子力発電開発の現状と日本(2015年01月03日)