Quantcast
Channel: 東京23区のごみ問題を考える
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

さいたま市 「桜環境センター」オープン 余熱利用の健康施設も

$
0
0

☆さいたま市「4月1日に桜環境センターを開設します」より転載

「桜環境センター」オープン 余熱利用の健康施設も 
埼玉新聞
 2015/04/01
いたま市が桜区に建設を進めてきた一般廃棄物処理施設「桜環境センター」が完成し、4月1日にオープンする。熱回収施設からの余熱を利用した温浴施設や健康施設も併設し、市民らに開放する。
 同センターは、老朽化にともなって廃止されたクリーンセンター大崎第一工場、岩槻環境センターの更新施設。溶融物の資源化と熱エ ネルギーの回収を行う熱回収施設、燃えないごみなどを再資源化するリサイクルセンター、環境啓発や余熱体験施設などのある管理棟の3施設で構成されてい る。
 熱回収施設は市内から出された燃えるごみなどを燃焼・溶融して道路建設などに使う「スラグ」として再資源化。同時に発生した熱を 高効率に回収し、発電や熱利用する。リサイクルセンターでは家庭から出る燃えないごみ、粗大ごみ、缶、びん、ペットボトル、食品包装プラスチックを有効に 再資源化する。
 管理棟には露天風呂やサウナも備えた大浴場やウオーキングプール、トレーニングルーム、ゆっくりとくつろげる場としての畳の大広 間やレストラン、娯楽室などがある。また、施設で修理したリサイクル家具などの販売コーナーや、環境について学ぶことのできる展示・体験コーナーも。
 施設は設計と建設、運営を民間に委託するDBO方式と呼ばれる形態で事業契約を締結。建設工事費は289億円、維持管理費は15年で272億円となっている。
 オープンに先立ち、3月27日には関係者の出席する落成式と内覧会があり、完成を祝したテープカットも行われた。
 施設は午前9時から利用開始。施設見学の受け付けも始まるほか、桜環境センターとJR武蔵浦和駅・西浦和駅、桜区役所を結ぶ無料送迎バスも運行される。
 問い合わせは、温浴施設など余熱体験施設が048・710・5344(午前9時~午後9時)、環境啓発施設が048・839・6387、施設見学などごみ処理施設が048・710・6010。

さいたま市
■4月1日に桜環境センターを開設します
 既存ごみ処理施設の老朽化に伴い施設整備を進めておりました桜環境センターの運用を平成27年4月1日から開始いたします。
 桜環境センターは、市内のごみや資源物を処理する施設です。熱回収施設(ごみ焼却施設)、リサイクルセンターのほか、環境啓発施設や、ごみを焼却する際 の熱エネルギーを回収して利用する余熱体験施設などを整備しています。当センターでは、ごみを処理するだけではなく、循環型社会を楽しみながら体感するこ とができます。   桜環境センターホームページ(http://sakura-kc.saitama.jp/)   新日鉄のシャフト炉式ガス化溶融炉
処理能力:380トン/日(190トン/日×2炉)
発電出力:最大8,500キロワット

Viewing all articles
Browse latest Browse all 9985

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>