■ ダイオキシン:ごみ焼却施設で−−高砂 /兵庫
毎日新聞 2015年3月12日
高砂市のごみ焼却施設「美化センター」の2号炉で2月16日、市管理基準を超すダイオキシンが排出されていたことが分かった。昨年の1号炉に続き2度目で、2号炉は今月8日に運転を停止した。
市によると、市管理基準(排ガス1立方メートル当たり0・05ナノグラム)を超える0・075ナノグラムを検出したとしている。ダイオキシン類対策特別措置法の基準値(0・1ナノグラム)......
法基準値より厳しくした管理基準値、、
もともと稼働当初から、高濃度のダイオキシンが漏れるなどトラブル多く、
メーカー保証期間3年を5年に延長もした施設、
また、昨年9月、会計検査院から「溶融スラグを埋立処分している」と指摘を受けている施設。
高砂市美化センター
施設概要
所在地: 兵庫県高砂市梅井6丁目1番1号
敷地面積: 28,307m²
建築面積: 7,044m²(工場棟6,172m²/他872m²)
延床面積: 16,677m²
竣工: 平成15年3月
施設規模: 194t/日(97t/24h×2炉)
炉形式: 流動床式ガス化溶融炉 ←バブコック日立(株)
発電設備: 2,550kW×1基
関連(本ブログ)
■高砂市:ごみ焼却施設、来月に再稼働 /兵庫(2014年11月18日)
■ダイオキシン:高砂・美化センター、基準超排出 市、きょう現地測定 /兵庫(2014年10月31日)
■ごみ処理施設、維持費年10億円 高砂市の財政圧迫(2010年01月19日)
■高砂市:美化センター運転、経費負担などで業者と新覚書 /ガス化溶融炉(2008年04月02日)