2月20日に開催された高島市環境センターダイオキシン類濃度の基準超過に関する第三者調査委員会で最終報告がでたようで、当日は、「市の体質厳しく批判（日テレ）」、「ごみ処理減らせばダイオキシン基準値超過しない（産経ニュース）」、「改修で大幅低下 フェニックスに改善報告へ（毎日新聞）」、と報道されていた。高島市のホームページでは、2月27日付けで「報告書」が公表されている。
このダイオキシン問題、報道を見る限りでは、職員は、法令遵守以前の、法令そのものを認識していなかったかのではないかとすらおもう。もちろん、政治献金のように、知らなければ合法ということではなく、知らないことが問題なのだが。廃棄物処理施設に係る、さまざまな規則など、職員が新しく異動してきてもだれでもわかるマニュアルなどあれば、そうそう改ざんなど違法なこともできない。チェック体制もなかったのだろうが、、
何よりも驚いたのは、財政難なのか、定期点検を5年間一度もおこなわず、防護具も付けずに作業（かなりのダイオキシン類曝露しているのでは）していたということ。そして、そして、市長が、「関係職員に損害賠償請求」を検討するような発言をしていたこと。
これから報告書を読んでみる～
高島市環境センターダイオキシン類濃度の基準超過に関する第三者調査委員会について
■最終報告書
★第三者調査委員会 報告書（PDF)
高島市環境センター
○施設の概要
（ごみ処理施設）
処理能力：75ｔ／日（37.5ｔ×2基）
炉の形式：流動床ガス化溶融方式 ←23区の世田谷清掃工場と同じ炉
着工 平成12年度～竣工 平成14年12月
関連（本ブログ）
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