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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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ごみかんの市民ごみ大学セミナー『ゼロウエイストをめざして「見える化」によるごみ減量の推進』に参加した

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☆ごみ・環境ビジョン21『ゼロウエイストをめざして  見える化によるごみ減量化の推進』案内チラシより
 

ごみかんの市民ごみ大学セミナー
『ゼロウエイストをめざして「見える化」によるごみ減量の推進』
講師:東洋大学経済学部教授 山谷修作さん
2015年2月24日13時30分~、国分寺労政会館にて
主催:NPO法人 ごみ・環境ビジョン21


『ゼロ・ウエイストをめざして』のタイトルに惹かれて国分寺まで行ってきた~

昨年、山谷先生、月間廃棄物に「ゼロウェイストへの道」を連載されていたので、
これはいい機会だとごみかんのセミナーに参加した~
しかし、山谷先生というと、ごみ有料化研究の第一人者というイメージが強烈にあるので、
それはそれで、ゼロ・ウエイストに絡めてどんな話になるのかも興味深く、、、
ちなみに、これまで、明治学院大学教授の熊本一規さんの学習会は何度か参加しているが、
(熊本先生は、ごみ有料化は問題だという立場でのお話)
山谷先生のお話を聞くのは初めて、

ごみの見える化、とても分かりやすいお話だった。
具体例を挙げて、数字を示して、いろいろと、、
主催者が、多摩地域なので、多摩地域の実情を踏まえて、
多摩地域は、23区に比べて、ごみ量も、リサイクル率も優れているので、、
まだまだ、目標高く、切磋琢磨でその先を行くのだろうか、、

ゼロウエイストの話は、
サンフランシスコ、韓国釜山の取組を、写真やグラフなどでわかりやすく、
そして国内の徳島県上勝町、福岡県大木町、熊本県水俣市のおはなし、
本当に、目標を持っての取組というのはすばらしい、
“なまごみ”の堆肥化やバイオガス化などの実例など、
本当に、都市の生ごみをどうするかというのは、ごみ問題のネック、

質疑応答の時間もたっぷりあって、とてもいい刺激になった、
23区でなにができるか、23区にあった取組を、、
今、江東区では、生ごみは自家処理をこコツコツ広めているので、

平日の昼間の開催ということで、多摩地域の行政の参加も多かったようだ。
さすがのごみ・環境ビジョン21、さすがの多摩地域の行政というところ、
隣の席にどこかで会ったことある人だと思っていたら、多摩地域の東資協の方だった
また、川崎の知り合いにもばったり会ったり、参加してよかった~
最近は、自前の学習会などできなくなったので、
世田谷や多摩地域にまでせっせと出向いているのだが、
ただ、それをどう活かせるかが問題、、、、

青い表紙の「ゴミポリシー」Robin Murray (原著), グリーンピースジャパン (翻訳)
出版された当初は、グリーンピースジャパンの佐藤潤一さんをお呼びして学習会した、
その後、葉山町を訪問や、町田市の市民と交流したりと、、、
ゼロ・ウエイスト政策をテーマに、けっこう熱心に取り組んだのだが、、
ごみをゼロに近づけるという、考え方そのものは本当にすばらしいことなのだが、、、
なにしろ、東京23区のように、20余数のごみ焼却の清掃工場を持ち、広大な廃棄物埋立処分場をもって、
一応、滞りなく廃棄物の処理をおこなっている現状があると、
ゼロ・ウエイストをいくら唱えても、市民にも、行政にも共感を求めるのはハードル高く、、
そのうち、ゼロ・ウエイストへの情熱も徐々に冷めていき、、、
それでも何かあると、結局はその考え方が大切なのだと確認し、、、
今回のセミナーで、やはり、目標を持って、限りなくごみを減らす努力の大切さを再確認した。



 


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